タカナ類の育て方・栽培方法
栽培カレンダー
基本データ
育て方のポイント
栽培のポイント
9月上旬~10月中旬にタネまきすれば露地栽培ができます。穴あきのトンネルシートを使ってトンネル栽培すれば、10月下旬以降にタネまきをして、厳寒期に収穫することが可能です。間引きをしながら最終的に大株に育てます。
栄養素:カルシウムやビタミン類、食物繊維が豊富。
タカナ類の栽培でよくある疑問、悩み
Q.赤葉タカナの葉が赤くない
時期と気温によるものだと思います。タカナをはじめとするアブラナ科野菜の場合、寒さによってアントシアニンと呼ばれる紫色の色素ができる性質があります。10月ぐらいまでは、アントシアニンができるほど寒くないため、葉も赤くならないのです。11月になって寒さがだんだん厳しくなってくると、赤くなります。タネが悪かったわけではありません。
なお、赤みはなくても味には何ら変わりはありませんから、収穫して楽しむとよいと思いますよ。
◆質問・回答は、
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特徴
タカナはカラシナの変種で、肉厚の葉とピリッとした辛みが特徴。中国や東南アジアから入ってきたと考えられ、九州を中心に各地に地方品種があります。
九州の高菜は「野沢菜」「広島菜」と並んで日本の三大漬け菜の一つと言われ、乳酸発酵の進ん...
種類(原種、園芸品種)
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「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑
執筆:藤田 智(ふじた・さとし)
恵泉女学園大学人間社会学部園芸文化研究所教授。大学での指導のほか、各地で社会人を対象にした講演や菜園指導なども行う「野菜づくりの伝道師」。テレビやラジオへの出演、雑誌や書籍の執筆など、幅広く活躍している。
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