園芸分類 | 草花 | ||
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形態 | 一年草,二年草,多年草(種類による) | 原産地 | 南ヨーロッパなど |
草丈/樹高 | 5~60cm | 開花期 | 主に4月~6月 |
花色 | ピンク(小町りんどう) | 栽培難易度(1~5) | |
耐寒性 | 普通 | 耐暑性 | 普通 |
特性・用途 | 常緑性(多年草),鉢,ロックガーデン | ||
日当たりのよい、やや乾燥したところを好み、やせ地でもよく育ちます。ロックガーデンのような環境だと生育良好です。
高温期の多肥多湿は株が腐りやすく、多年草の種は水はけをよくして、蒸れに注意します。半耐寒性で、冬に-5℃以下になるところでは防寒が必要です。
庭植えではほとんど必要ありませんが、土が乾いたらたっぷりと与えます。
鉢植えでは、用土が乾き始めたらたっぷりと与えるのが基本です。
タネまき後、苗が小さいうちは乾燥しないよう注意が必要ですが、大きく育ってからは乾燥にも強く、過湿にならないように管理します。
春と秋の成長期に、月2~3回、規定倍率より薄い液体肥料を施します。
高温多湿や水はけが悪い場合の根腐れに気をつければ、病害虫はほとんど見られません。
赤玉土7、腐葉土3の配合土など、一般の草花用培養土が利用できます。山野草用培養土や鹿沼土などを3割くらい混ぜておくと、夏越しが容易になります。
植えつけ:ポット苗を花壇などに植えつける場合は、早春か晩秋に行います。鉢植えでは春か秋に行います。
あまり移植を好まないので、根を切らないようにして植え、根づくまでは水やりをします。スキロイデス種はよく発根するので移植が容易です。
植え替え:多年草のスキロイデス種は、根詰まりや用土の劣化で株が老化して生育が悪くなるので、1~2年ごとに植え直すのが確実です。適期は秋です。
3月から4月、または9月から11月ごろが適期です。
タネは微細で、移植時に根が切れると生育がよくないので、ポットにまいてそのまま育てるのが確実です。混みすぎないよう薄くタネをまき、覆土はしません。必要に応じて間引きます。
タネまき:タネでふやします。小町りんどうやベニバナセンブリは発芽がよく、こぼれダネが周囲の鉢植えの中からも芽生えて育つほどです。
株分け、さし芽:多年草のスキロイデス種は、タネまきのほか、株分けやさし芽でもふやすことができます。株分けは早春か晩秋、さし芽は10月が適期です。
刈り込み:多年草のスキロイデス種は、開花後の6月ごろに刈り込んで、形を整えておきます。
小町りんどうが属するケンタウリウム属(Centaurium、シマセンブリ属)には30種ほどがあり、日本には沖縄などの海岸に近い場所にシマセンブリ(C.japonicum、Schenkia japonica)が自生しています。
多...
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