園芸分類 | ハーブ,草花 | ||
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形態 | 多年草 | 原産地 | 西ヨーロッパ、北アフリカ、アゾレス諸島(大西洋上のポルトガル領) |
草丈/樹高 | ~30cm | 開花期 | 5月~6月/収穫期:5月~6月 |
花色 | 白×黄 | 栽培難易度(1~5) | |
耐寒性 | 強い | 耐暑性 | 弱い |
特性・用途 | 香りがある,グラウンドカバーにできる,常緑性 | ||
日当たりと水はけのよい場所を好みます。日本の夏の暑さには弱いので、鉢植えは、夏の間は日陰になる場所、特に午後の日ざしを避けることができる場所で管理します。また、鉢を棚の上などに置いたりハンギングバスケットに仕立てたりすることで、風通しがよく地表面より温度を低く保つことができるので、夏越ししやすくなります。
基本的には、年間を通じて乾かし気味に管理します。
庭植えは、高温乾燥期にはハダニ防除のため、早朝に葉水を与えます。葉についた水や湿った地表面も太陽が高く昇るまでには乾くので、蒸れることはありません。
鉢植えは、鉢土の表面が乾いてから、庭植え同様に葉水を与えます。ポットフィートで鉢底を持ち上げておくなどして、根腐れに注意します。
庭植えも鉢植えも、植えつけ時に緩効性化成肥料を元肥として施します。花の収穫や刈り込みのあとには、水やり代わりに薄めの液体肥料を水やり代わりに追肥します。
病気:特にありません。
害虫:アブラムシ、ハダニ
アブラムシがつくことがあります。高温乾燥期にはハダニが発生しやすくなります。
やや砂混じりの水はけのよい土でよく育ちます(例えば、市販の野菜用培養土に川砂を1割ほど加えたものや、赤玉土小粒と腐葉土と川砂を5:4:1の割合でブレンドしたもの)。
植えつけ:大きく育ったときに風通しが悪くならないよう、苗を植える場合は株間を広めに20~30cmほどとります。直まきの場合も間引いて、混みすぎないようにします。香りの芝生は15~20cm間隔で植えつけます。夏期の蒸れは刈り込むことで防ぎます。
植え替え:タネまきの翌年以降、鉢植えは根が回りやすくなるので、半年~1年を目安に株分けも兼ねて植え替えします。
タネまき:原種は春と秋にタネをまくことができます。タネも発芽したばかりの苗も小さくて、強い雨や風に流されたり倒れたりしやすいので、鉢や苗床に箱まきするとよいでしょう。ダブルフラワーカモミールとノンフラワーカモミールはタネができないので、さし芽や株分けでふやします。
さし芽:3月から4月上旬、10月に可能。タネまきからでは開花が翌年になってしまうので、早く開花させたい場合はさし芽や株分けでふやすのがおすすめです。立ち上がる花茎ではなく、横に伸びる茎を切ってさします。
株分け:3月から4月上旬、9月中旬から10月に可能。4~5年を目安に、密生して老化した株をさし芽や株分けで更新します。横に伸びた茎が地面についたところから発根しているので、元気のよい新しく育った地上部を根ごと掘り上げて、古い株から切り離します。根がついているので、さし芽より確実です。
刈り込み:開花後、収穫を終えたら、暑くなる前に草丈を10cmほどに刈り込んでおくと、夏の蒸れを防ぐことができます。切り戻した茎や葉にもよい香りがあるので、入浴剤やポプリとして使えます。
収穫:晴れた日の午前中に、咲いたばかりの花を1輪ずつ摘み取ります。乾燥した花は、酸化や酵素によって次第に変色して香りも弱くなるので、保存は1年をめどにします。
香りの芝生:カーペット状のカモミールの間に生えた草を抜くのは大変なので、苗を植えつける前に、きちんと草を抜いておくことが大事です。密に茂るのを促すために、刈り込みを繰り返します。
ローマンカモミールは、ジャーマンカモミールとよく似た白い花を咲かせますが、花だけでなく葉にもリンゴの香りがある常緑の多年草です。ほとんど分岐しない花茎の頂点に咲く花は、ジャーマンカモミールよりやや大きめで、中心の黄色い部分がつまめるほど盛り...
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