グラマトフィラム
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グラマトフィラムの基本情報

学名:Grammatophyllum
その他の名前:タイガーオーキッド

科名 / 属名:ラン科 / グラマトフィラム属

グラマトフィラム
グラマトフィラム・スクリプタム‘ヒヒマヌ’

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グラマトフィラムとは

特徴

グラマトフィラムは販売されている洋ランのなかでは、その株サイズが最大級です。鉢植えをうまく栽培していくと、草丈は入手時の2倍くらいまで大きくなる大型洋ランです。非常に太く長いバルブをもち、通常、バルブの頂部付近から花芽を伸ばして開花します。黄色系ベースの花弁に茶色から黒色の斑紋が入るため、東南アジアの英語圏ではタイガーオーキッドとも呼ばれます。
鉢の中に根がいっぱいになってくると、鉢から上に向かって根を伸ばし始めます。これはもともとの性質ですから心配は不要です。主に夏に開花する大型種のため、夏のギフトとして流通しています。

基本データ

園芸分類 ラン
形態 多年草 原産地 マレー半島からインドネシア周辺の熱帯アジアに広く分布
草丈/樹高 0.8~1.5m 開花期 6月~9月
花色 茶,黒,緑,複色 栽培難易度(1~5)
耐寒性 弱い 耐暑性 強い
特性・用途 常緑性
植物図鑑の見方
園芸・ガーデニング作業の基本

種類(原種、品種、仲間)

  • グラマトフィラム・スクリプタム

    Grammatophyllum scriptum
    初夏に園芸店の店頭を飾る、大型でシンビジウムに似た姿の洋ラン。花は黄色地に黒の斑点で、緑黄色の個体もある。やや小輪だがきれいな房状に開花する。
  • グラマトフィラム・スペシオーサム

    Grammatophyllum speciosum
    極大型で、長い花茎をもつグラマトフィラム。人の背丈以上にもなる草姿は雄大で見事。花色は栗色のベースに茶褐色の斑点がある。
  • グラマトフィラム・エレガンス

    Grammatophyllum elegans
    フィリピン原産の大型種で、茶褐色の大輪花を長く伸びる花茎に咲かせる。

育て方・栽培方法

グラマトフィラムの栽培カレンダー
*関東地方以西基準

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:江尻宗一(えじり・むねかず)
アメリカ・サンタバーバラのラン園への留学を経て、須和田農園を経営。カトレアを中心に育種にも取り組む。毎年、世界各地のランの自生地を訪れ、失われつつある野生状態を記録している。日本洋蘭農業協同組合(JOGA)・組合長。英国王立園芸協会(RHS)蘭委員会委員。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

グラマトフィラムのそだレポ(栽培レポート)

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