木立ち性ベゴニアの基本情報
学名:Begonia
その他の名前:キダチベゴニア、コダチベゴニア、木立性ベゴニア
科名 / 属名:シュウカイドウ科 / シュウカイドウ属(ベゴニア属)
‘リッチモンデンシス’
‘マダム・ファニージロン’
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木立ち性ベゴニアとは
特徴
地下に球根や根茎をつくらず、茎が立ち上がるベゴニアを木立ち性ベゴニアと呼んでいます。何段にも枝分かれしたシャンデリアのような花房が、葉の間からいくつも垂れ下がって咲き、花と葉の調和が美しい鉢花です。緑葉のほか、光沢のある黒葉に水玉模様や筋が入るもの、葉の表面にきらきら光る毛が生えてビロードのような質感を呈するものなど、葉の美しい品種が多く、花のない時期でも楽しめます。四季咲き性品種が多く、冬でも夜温を10℃以上に保てば開花し、7℃以上であれば冬越し可能です。
1mを超える大型の品種から、小鉢のまま楽しめる小型の品種もあり、ライフスタイルに合わせて品種を選択することができます。茎をさし木すれば数週間で発根し、容易に株の更新と増殖ができます。
●関連図鑑
エラチオール・ベゴニア
球根ベゴニア
根茎性ベゴニア
ベゴニア・センパフローレンス
シュウカイドウ
基本データ
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園芸分類 |
草花 |
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形態 |
多年草 |
原産地 |
世界の熱帯・亜熱帯地域。主に南米 |
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草丈/樹高 |
20~200cm |
開花期 |
4月中旬~12月上旬 (ただし、開花初めは冬の加温温度に左右される) |
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花色 |
白,赤,ピンク,オレンジ,白+ピンク,白+赤 |
栽培難易度(1~5) |
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耐寒性 |
弱い |
耐暑性 |
普通 |
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特性・用途 |
開花期が長い,常緑性,初心者でも育てやすい |
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植物図鑑の見方
種類(原種、園芸品種)
-
‘ミセス・ハシモト’
Begonia ‘Mrs. Hashimoto’
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‘リッチモンデンシス’
Begonia ‘Richmondensis’
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‘ティー・ローズ’
Begonia ‘Tea Rose’
育て方・栽培方法
*関東地方以西基準
「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑
執筆:島田有紀子(しまだ・ゆきこ)
広島市植物公園に勤務。ベゴニアやペラルゴニウムの仲間などを担当し、保有する豊富な野生種をもとに、耐暑性、耐寒性のあるベゴニアの育種に取り組む。それに止まらず、幅広い植物に精通している。
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