ジューンベリー
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ジューンベリーの育て方・栽培方法

ジューンベリー
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ジューンベリー

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栽培カレンダー

*関東地方以西基準

基本データ

園芸分類 庭木・花木
形態 低木,高木 原産地 北アメリカ
草丈/樹高 3~5m 開花期 4月下旬~5月上旬
花色 栽培難易度(1~5)
耐寒性 強い 耐暑性 強い
特性・用途 落葉性,耐寒性が強い,香りがある,初心者でも育てやすい

育て方のポイント

栽培環境・日当たり・置き場

大きく育つので庭植え向きです。極端に乾燥しない、適度な湿り気のある、水はけのよい場所で育てます。花を咲かせて果実を楽しむためには、少なくとも午前中に日が当たる場所を選びましょう。

水やり

庭植えで育てるので、真夏の高温乾燥が続くとき以外には必要ありません。

肥料

12月から2月に、寒肥として緩効性化成肥料(チッ素N-リン酸P-カリK=10-10-10など)や、固形の油かすを施します。

病気と害虫

病気:ほとんどありません。

害虫など:アブラムシ、鳥
枝葉が伸び始める4月中旬以降に、アブラムシが発生することがあります。
果実が熟すと鳥に食われるので、早めに収穫しましょう。

用土(鉢植え)

大きく育つため、鉢植えには適しません。

植えつけ、 植え替え

落葉期の11月から3月上旬に行います。元肥として、腐葉土や完熟堆肥などを混ぜてから植えつけます。十分に水を与えて、根鉢と土を密着させ、株がぐらつかないように支柱を立ててください。

ふやし方

さし木:梅雨時期の6月下旬から7月に、その年に伸びた枝を10cmほどの長さに切り、赤玉土小粒単用(または市販のさし木用土)にさします。

タネまき:果実の中にある小さなタネを取り出します。ざるなどを使って果肉を洗い流しましょう。赤玉土小粒単用にまくと、翌年の春に発芽します。

主な作業

剪定:自然に樹形が整うので、刈り込み剪定は必要ありません。徒長枝が出たり、枝が込みすぎたりした場合は、落葉期に枝を基部から切り除きます。

特徴

ザイフリボク属は、北アメリカを中心にアジアとヨーロッパに約10種が分布し、日本にはザイフリボク(Amelanchier asiatica)が自生しています。
ジューンベリーは近年人気の高い花木で、葉が完全に展葉する前に白い花を数...

種類(原種、園芸品種)

‘オータム・ブリリアンス’


Amelanchier x grandiflora ‘Autumn Brilliance’
葉が出る前に開花し、オレンジ赤色の紅葉も美しい。ひこばえが出やすいので、取り除かないと複数の幹が立ち、そう生する。

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:倉重祐二(くらしげ・ゆうじ)
新潟県立植物園副園長を経て、現在日本植物園協会事務理事。専門はツツジ属の栽培保全や系統進化、園芸文化史。著書に『よくわかる栽培12か月 シャクナゲ』『よくわかる土・肥料・鉢』(以上NHK出版)、『増補原色日本産ツツジ・シャクナゲ大図譜』 (改訂増補、誠文堂新光社)など。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

ジューンベリーのそだレポ(栽培レポート)

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