アングレカム
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アングレカムの種類(原種、品種)

主な原種、品種、仲間など

  • アングレカム・レオニス

    Angraecum leonis
    マダガスカル島北部とその近くのコモロ諸島原産の小型の原種。肉厚で扇状の株姿が美しく、また株のわりに大きな白い花を咲かせる。
  • アングレカム・セスキペダーレ

    Angraecum sesquipedale
    マダガスカル島原産の大型種。花は白緑色で、長い距をもつ。この花を見たダーウィンが、この種特有の受粉を担うガがいることを予測した歴史的価値の高い原種。
  • ビーチ

    Angraecum Vietchii
    セスキペダーレをもとにした交配種で、よく販売されている丈夫な大型種。大株に育て上げると、数十輪もの白緑色の大輪花をびっしりと咲かせる。
  • アングレカム・ディディエリ

    Angraecum didieri
    マダガスカル島原産の2.5号鉢程度で楽しめる小型の原種。株のわりには大きな、星形で白色の花をつける。
  • アングレカム・エバネウム

    Angraecum eburneum
    アフリカ大陸東部からマダガスカル島と、インド洋諸島に広く分布する大型種。株のわりにやや小ぶりだが、長く伸びる花茎にたくさんの白緑色の花をつける。
  • アングレカム・ディスティクム

    Angraecum distichum
    熱帯中央アフリカ地域が原産の極小型の原種。ごく小さな白い花を、節くれ立った葉の間から咲かせる。2号鉢植えで咲かせられるが、時間をかけ大きな株にすると花がびっしりと咲き見事。

特徴

アングレカムはアフリカのランといわれていますが、じつはその多くがアフリカ大陸の南東、インド洋西部に位置するマダガスカル島原産で、アフリカ大陸にはそれほどありません。ランの仲間としてはややマイナーで、一般の園芸店で入手することは困難な種類です...

育て方・栽培方法

アングレカムの栽培カレンダー
*関東地方以西基準

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:江尻宗一(えじり・むねかず)
アメリカ・サンタバーバラのラン園への留学を経て、須和田農園を経営。カトレアを中心に育種にも取り組む。毎年、世界各地のランの自生地を訪れ、失われつつある野生状態を記録している。日本洋蘭農業協同組合(JOGA)・組合長。英国王立園芸協会(RHS)蘭委員会委員。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

アングレカムのそだレポ(栽培レポート)

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