学名:Palmae
科名 / 属名:ヤシ科 / ココヤシ属、アレカヤシ属、テーブルヤシ属、ナツメヤシ属など
ヤシ類は世界中の熱帯から亜熱帯を中心に189属約2400種が分布し、テーブルヤシなど小型の種類からココヤシなど大型になる種類が観葉植物として楽しまれています。流通しているものは、鉢植えにして高さ2m程度のものがほとんどです。
テーブルヤシ属にはテーブルヤシ(Chamaedorea elegans)が最も多く見られ、タネから育てた子株から2m程度の大株まであります。茎は細く、葉は濃緑色です。ヒメテーブルヤシとも呼ばれる種類はテネラ(C. tenella)で、葉は矢羽状で灰緑色、幹は株立ちしません。
アレカヤシ(Dypsis lutescens)はコガネタケヤシとも呼ばれ、株立ちする種類で、タネから育てた子株から大鉢仕立てまであります。葉は淡緑色で、肥料が少なくなったり、根詰まりしたりすると緑黄色となります。
シンノウヤシ(Phoenix roebeleni)はロベヤシなどとも呼ばれ、八丈島で多く栽培されています。幹は1本立ち、葉は濃緑色です。
夏になると、実から発芽させたココヤシ(Cocos nucifera)の株が流通します。
和風の観葉植物として古くから栽培されているカンノンチク(Rhapis exelsa)やシュロチク(R.humilis)もヤシ類です。この仲間は多くの品種があります。
園芸分類 | 観葉植物 | ||
---|---|---|---|
形態 | 低木 | 原産地 | 主に世界の熱帯から亜熱帯 |
草丈/樹高 | 10~200cm | 栽培難易度(1~5) | |
耐寒性 | やや弱い | 耐暑性 | 強い |
特性・用途 | 常緑性,ミニ観葉,日陰でも育つ | ||
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