園芸分類 | 草花 | ||
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形態 | 多年草 | 原産地 | 熱帯アフリカ東部の山岳地帯 |
草丈/樹高 | 3~15cm | 開花期 | 9月~6月 |
花色 | 白,赤,ピンク,青,紫,複色 | 栽培難易度(1~5) | |
耐寒性 | 弱い | 耐暑性 | 弱い |
特性・用途 | 常緑性,開花期が長い | ||
通年、レースのカーテン越しの日ざしが当たる、明るい室内で育てます。暗い場所では蛍光灯を株の20cmぐらい上に設置しましょう。強い日ざしは必要ありません。寒さと暑さに弱いので、冬は最低温度10℃以上を保ち、夏は南向きや西向きの部屋を避けて、北側の窓辺など涼しい場所を選びましょう。
春と秋は、用土の表面が乾いたら鉢の底から水が流れ出るまでたっぷり与えます。夏は高温で生育が停滞するので少し乾かし気味にしてください。冬は加温しておう盛に育っている株には春秋と同様に水を与えますが、10℃を下回るような寒い場所では乾かし気味にします。用土に直接水を与え、葉にはかからないようにしましょう。葉に冷たい水をかけると斑点ができてしまいます。
真夏と真冬を除く、9月から5月まで液体肥料(N-P-K=6-10-5など)を施します。表示の使用濃度の最も薄めの倍率で回数多く施すのがうまく育てるコツです。10月から11月に緩効性肥料を施します。
病気:灰色かび病
灰色かび病は11月から7月に、花がらに発生します。花がらをこまめに摘み、葉の上や株のすき間に落ちた花弁を取り除きましょう。
害虫:アブラムシ、ホコリダニ
アブラムシは、風通しが悪かったり肥料過多になったりすると、通年発生しやすくなります。
ホコリダニは、高温乾燥が続くと発生します。発生すると新芽が萎縮して成長が止まります。非常に小さいので肉眼ではダニの姿は見えません。軽石や砂を敷いた上に鉢を置き、水を含ませて湿度を高くすると予防できます。
酸度調整済みピートモス、バーミキュライト、パーライトの等量配合土など、水はけと水もちのよい、有機質に富んだ土が適します。鉢底に珪酸塩白土を敷くと、根腐れ予防になります。
毎年、古い用土を落として植え替えます。数年栽培を続けると茎が長くなって腰高の株になってしまうので、上部を切り取り、さし芽を行って株を更新します。切り取った下の株からも新芽が伸びるので、植え替えて育てましょう。根腐れを起こした株も、腐った部分を切り取ってさし芽を行って仕立て直せます。
葉ざし:適期は3月から5月と、8月から9月です。充実した元気な葉を選んで、葉柄を1~2cmつけて切り取り、酸度調整済みピートモス、バーミキュライト、パーライトの等量配合土や、バーミキュライトに、葉が下から1/3ほど埋まるように少し傾けてさします。
さし芽:適期は3月から5月と、8月から9月です。花や葉の覆輪園芸品種は葉ざしするとその模様が消えてしまうことがあるので、さし芽でふやします。
花がら摘み:株の上に落ちた花がらは病気の原因になるので、こまめに取り除きましょう。
セントポーリアは熱帯アフリカ東部の山岳地帯に24種ほどが分布しています。茎が短いロゼット型と、茎が伸びて這うトレイル型がありますが、園芸品種はセントポーリア・イオナンタ(Saintpaulia ionantha)やセントポーリア・コンフュー...
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