ツキヌキニンドウ(ロニセラ)
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ツキヌキニンドウ(ロニセラ)の基本情報

学名:Lonicera sempervirens
和名:ツキヌキニンドウ(突抜忍冬)
その他の名前:ロニセラ、ロニケラ、ハニーサックル、スイカズラ(吸葛)

科名 / 属名:スイカズラ科 / スイカズラ属

ツキヌキニンドウ(ロニセラ)
ツキヌキニンドウ
ツキヌキニンドウ(ロニセラ)
ツキヌキニンドウ‘ジョン・クレイトン’
ツキヌキニンドウ(ロニセラ)
ツキヌキニンドウ

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ツキヌキニンドウ(ロニセラ)とは

特徴

ツキヌキニンドウは、初夏から秋まで長期間開花する、半常緑から常緑性のつる植物です。生育おう盛なため、ぐんぐんと枝を伸ばします。花の外側は紅オレンジ色で、内側は咲き始めは白く、だんだんとオレンジ色がかる黄色に変化します。鮮明な花色が内側と外側で対比し、鮮やかさを増しています。また、甘い香りも魅力の一つです。栽培が容易で、1株あるだけで庭を明るくする丈夫な植物です。
和名は、対生する枝先の葉が基部で合着し、茎が葉を突き抜けているように見えることからツキヌキ、冬でも落葉しないスイカズラを「忍冬(にんどう)」とも呼ぶことに由来します。
ツキヌキニンドウを代表とするスイカズラの仲間は、約180種が北半球に広く分布し、学名のロニセラ、ロニケラ、英名のハニーサックル(honeysuckle)などと、さまざまな名称で呼ばれます。

基本データ

園芸分類 庭木・花木
形態 つる植物 原産地 北アメリカの東部および南部
草丈/樹高 3m(つる長) 開花期 6月~9月
花色 オレンジ,黄 栽培難易度(1~5)
耐寒性 強い 耐暑性 強い
特性・用途 常緑性,開花期が長い,香りがある,初心者でも育てやすい
植物図鑑の見方
園芸・ガーデニング作業の基本

種類(原種、品種、仲間)

  • スイカズラ

    Lonicera japonica
    日本原産種。常緑性のつる植物。春から夏にかけて香りの高い白い花を咲かせる。果実は黒色。
  • ハニーサックル

    Lonicera periclymenum
    地中海沿岸地域原産の常緑性のつる植物。花は白から黄色で、紅が入ることもあり、香りがある。果実は赤色。
  • ‘ゴールド・フレーム’

    Lonicera × heckrottii ‘Gold Flame’
    常緑のつる植物で、上部の葉は突き抜きになる。7月から9月に内側が黄色、外側がオレンジ紅色で、香りのよい花を多数咲かせる。

育て方・栽培方法

ツキヌキニンドウ(ロニセラ)の栽培カレンダー
*関東地方以西基準

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:倉重祐二(くらしげ・ゆうじ)
新潟県立植物園副園長を経て、現在日本植物園協会事務理事。専門はツツジ属の栽培保全や系統進化、園芸文化史。著書に『よくわかる栽培12か月 シャクナゲ』『よくわかる土・肥料・鉢』(以上NHK出版)、『増補原色日本産ツツジ・シャクナゲ大図譜』 (改訂増補、誠文堂新光社)など。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

ツキヌキニンドウ(ロニセラ)のそだレポ(栽培レポート)

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