園芸分類 | 草花 | ||
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形態 | 多年草(一年草扱い) | 原産地 | 地中海沿岸地方 |
草丈/樹高 | 20~120cm | 開花期 | 主に4月~6月(ほぼ周年開花) |
花色 | 白,赤,ピンク,オレンジ,黄,複色 | 栽培難易度(1~5) | |
耐寒性 | 強い(極寒地では冬に枯死) | 耐暑性 | 強い(ただし、長雨や多湿に弱い) |
特性・用途 | 開花期が長い,耐寒性が強い,香りがある | ||
日当たりと水はけのよいことが大切です。日陰や多湿地では生育が悪く、育ってもほとんど花が咲きません。乾燥にはかなり強く、石垣の間や、高台、傾斜地など乾きやすいところでも、根がしっかりと張ってよく育ちます。耐寒性も強く、-5℃ぐらいまでなら防寒の必要はありませんが、-10℃以下になるところでは注意します。暑さにも強く、高温に耐えられます。ただし、梅雨期のような多湿で日照不足の状態が続くと枯れやすく、湿度の高い日本の気候では夏越しが難しいため、毎年タネをまいて株を更新するのが確実です。
タネまきから育苗中の小苗のうちは乾かさないように注意します。その後は乾燥気味がよく、葉がしおれるくらいになってから水やりします。
成長が早く、徒長しやすいので、庭植えではほとんど不要です。鉢植えは春と秋に少量施します。軟弱に育つと倒れたり、病害虫も多くなるので、生育の様子を見ながら、薄い液体肥料を施すのが安全です。
病気:灰色かび病、立枯病など
混みすぎや多湿で、花がらや枯れ葉などにカビが生える灰色かび病が出やすく、部分的にとけるように枯れ、しだいに広がります。花がらはこまめに摘み取り、切り戻しや枝すかしを行って、日照を確保し、風通しをよくしておきます。
タネまきから育苗中は、全体がしおれて枯れてしまう立枯病など、土壌病害に注意します。
害虫:アブラムシ
生育期間中を通じて発生します。
庭植えでは、堆肥や腐葉土を混ぜて土壌改良しておきます。鉢植えでは、水はけのよいものであれば、用土はそれほど選びません。一般の草花用培養土が利用できます。
春か秋に、ポットで育苗しておいた苗を植えつけます。矮性種では、花つきのポット苗が多く流通しているので利用できます。高性種はポット苗の流通が少ないので、タネをまいて育てます。ポットや育苗箱でタネまきしたものは、本葉4枚ぐらいのときに鉢上げして苗をつくります。
●こちらも参考に
キンギョソウを例にした苗の植え方(庭植えにする)
タネまき:春か秋にタネをまきます。自分で採種することもできますが、F1品種が多く、同じ花が咲きにくいので、毎年購入するのが確実です。微細なタネなのでタネまき専用の用土を利用し、好光性なので覆土はしません。発芽適温は18~20℃ぐらい、発芽まで7日ぐらいかかります。
さし芽:さし芽も容易で、わき芽がたくさん出るので、これを利用するとよいでしょう。
花がら切り:開花期間が長く、次々と咲くので、花がらはそのつど切り取ります。見栄えがよくなるだけでなく、病気の予防にもなります。
仕立て直し:枝が混んできたり、草姿が乱れたりしたものは、思いきって半分以下に刈り込みを行い、仕立て直しをします。
支柱立て:高性種は必要に応じて支柱を立てます。
キンギョソウは鮮明な色彩で色幅のバラエティに富み、春めいたにぎやかさを感じさせる花です。甘い香りを漂わせ、金魚を連想させる愛嬌のあるふっくらとした花形が特徴です。英名では竜に見立ててスナップドラゴンと呼ばれます。品種が多く、草丈1m以上の高...
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