エリシマム
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エリシマムの育て方・栽培方法

エリシマム
ニオイアラセイトウの園芸品種
エリシマム
エリシマム・リニフォリウム
エリシマム
エリシマム・リニフォリウム‘バリエガツム’

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栽培カレンダー

基本データ

園芸分類 草花
形態 一年草,二年草,多年草 原産地 ヨーロッパ、アジア、北アフリカ、北アメリカ
草丈/樹高 10~60cm 開花期 4月~6月中旬(流通は秋~冬もある)
花色 赤,オレンジ,黄,紫,白,複色 栽培難易度(1~5)
耐寒性 強い(約-5℃) 耐暑性 普通(蒸れに弱い)
特性・用途 花壇,コンテナ,香りがある(ニオイアラセイトウ)

育て方のポイント

エリシマムの栽培環境・日当たり・置き場

石のすき間でもよく育つ植物で、水はけのよいことが大切です。日当たりと風通しのよい場所を好み、高温多湿になると株が蒸れて腐りやすくなります。
園芸品種は早生に改良され、低温にあわなくても開花するようになっているので、一年草として楽しむこともできます。耐寒性は約-5℃、関東地方の平野部以西では、冬から早春の花壇材料として利用できます。

エリシマムの水やり

鉢植えでは、多湿にならないよう、用土が乾いたらたっぷりと与えます。
庭植えでは、ほとんど必要ありません。

エリシマムの肥料

鉢植えでは、10月から11月、3月から4月に施します。月1回置き肥をするか、月3~4回液体肥料を施します。暖かい日だまりや室内の窓辺では12月から2月も生育・開花するので、液体肥料を施します。
庭植えでは、ほとんど必要ありません。

エリシマムの病気と害虫

病気:根腐れ、灰色かび病
日当たりと風通しがよく、用土の水はけがよければ、病気はほとんど見られません。多湿にすると根腐れしやすくなり、混みすぎると灰色かび病などが発生します。花がらは早めに切り取ります。

害虫:アブラムシ、コナガ
アブラムシやコナガの防除を行います。ストックなどほかのアブラナ科の植物と同様です。

エリシマムの用土(鉢植え)

一年草として扱うなら、あまり用土は選びません。一般の草花向け培養土や、赤玉土7、腐葉土3の配合土などが利用できます。
夏越しさせるには、水はけをよくしておくことが大切です。軽石や鹿沼土などを2~3割混ぜたり、山野草向けの用土を利用したりすると夏越ししやすくなります。

エリシマムの植えつけ、 植え替え

植えつけ:適期は春と秋ですが、関東地方の平野部以西で冬から春の花壇材料として利用する場合は、冬も植えつけができます。
日当たり、水はけのよい場所に、腐葉土を入れてよく耕し、根鉢は軽くほぐして植えつけます。酸性土では生育が悪いので、石灰などを一緒にすき込んでおきます。ロックガーデンやレイズドベッドなど、株元が乾きやすいところのほうが株が長もちします。

植え替え:鉢植えで夏越しさせたものは、10月ごろに根鉢をくずして植え直しをします。新しい根が張ることで、生育や花つきがよくなります。

エリシマムのふやし方

古株ほど夏に腐りやすくなるので、早めに株を更新しておくのが安全です。

さし芽:斑入り葉品種や栄養系の品種はさし芽でふやします。5月ごろと9月ごろが適期です。

タネまき:真冬を除いてほぼ一年中タネをまけますが、9月から10月にまいて早春に咲かせるのが、一番無理なく育てやすいです。特に、原種や開花に低温が必要なタイプは、適期にまいて秋のうちにしっかりと株づくりをする必要があります。早生の園芸品種は、7月から8月にまいて年内に開花させたり、早春にまいて初夏に咲かせたりすることもできます。

エリシマムの主な作業

花がら摘み:タネをとらない場合は、咲き終わった花がらは切り取ります。わき芽が伸びて次々と咲きます。

刈り込み:夏越しさせる場合は、入梅前に半分くらいに刈り込んでおきます。

特徴

エリシマム属には80種ほどがあり、ニオイアラセイトウ(Erysimum cheiri)などが含まれます。日本には、帰化植物のエゾスズシロ(E. cheiranthoides)などが主に北海道に自生しています。
ニオイアラセイトウ...

種類(原種、園芸品種)

エゾスズシロ


Erysimum cheiranthoides
北半球に広く分布する二年草。黄色い小花が穂になって咲く。
ニオイアラセイトウ(エリシマム・ケイリー)

ニオイアラセイトウ(エリシマム・ケイリー)


Erysimum cheiri
多数の園芸品種があり、栽培や利用の多い種類。以前はケイランサス属(Cheiranthus、チェイランサス属)とされていた(写真は園芸品種)。

エリシマム・アリオニー


Erysimum × allionii
ニオイアラセイトウ(エリシマム・ケイリー)を小型にしたような草姿で、オレンジ色や黄色の花を咲かせる。
エリシマム・リニフォリウム

エリシマム・リニフォリウム


Erysimum linifolium
すらりとした草姿。斑入り葉品種もある。花は径1.5〜2cmで紫色から淡黄色、花穂が長い。紫の花色のものが「プルプレウム」の名で流通している。

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:小黒 晃(おぐろ・あきら)
種苗会社ミヨシで、主に宿根草の導入、試作に携わっている。また、一般公開をしている宿根草ガーデンの管理を担当している。日本における、宿根草全般の栽培特性に造詣が深い。

エリシマムのそだレポ(栽培レポート)

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