オーブリエタ
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オーブリエタの基本情報

学名:AubrietaAubrietia
和名:ムラサキナズナ
その他の名前:オーブリエチア、オーブレチア

科名 / 属名:アブラナ科 / ムラサキナズナ属(オーブリエタ属)

オーブリエタ
オーブリエタ・デルトイデアの交配種
オーブリエタ
オーブリエタ・デルトイデアの交配種
オーブリエタ
オーブリエタ・デルトイデアの交配種

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オーブリエタとは

特徴

オーブリエタは、マット状に丸くこんもりと茂り、株を覆うようにびっしりと花を咲かせます。スイートアリッサムの花を大きくしたようで、華やかさとかわいらしさをあわせもち、細かいうぶ毛があるので柔らかさも感じられます。花径は2cm前後、分枝した各先端に房になって咲きます。名前はフランスの植物画家、クロード・オーブリエ氏に由来します。
オーブリエタ属には12種があり、栽培されるのは主にオーブリエタ・デルトイデア(Aubrieta deltoidea、ムラサキナズナ)をもとに交配育成された品種です。50品種以上あり、一重咲きや八重咲きなどもありますが、多く出回るのは斑入り葉品種で、一般に流通している品種数は限られます。また、品種名がなく、単にオーブリエタの名前で出回るものがほとんどです。
耐寒性が強く、常緑性で冬も葉が茂り、冬の寒さにあうことによって花芽がつくられます。春の花壇やコンテナの寄せ植え材料として利用され、一年草扱いとされることも多いのですが、ロックガーデンなどで大株に育てると見事です。

基本データ

園芸分類 草花
形態 多年草 原産地 地中海沿岸~イラン
草丈/樹高 10~15cm 開花期 4月~5月
花色 紫,青紫,赤,ピンク,(まれに白) 栽培難易度(1~5)
耐寒性 強い 耐暑性 普通(多湿に弱い)
特性・用途 常緑性,ロックガーデン,鉢
植物図鑑の見方
園芸・ガーデニング作業の基本

種類(原種、品種、仲間)

  • オーブリエタ‘バリエガタ’

    Aubrieta ‘Variegata’
    葉に淡黄白色の斑が入り、花は淡い青紫色。最も一般的な品種で、寄せ植えなどに利用が多い。
  • オーブリエタ‘スワン・レッド’

    Aubrieta ‘Swan Red’
    はっきりした斑入り葉で、濃い赤紫色の花との対比が美しい。
  • オーブリエタ「ミックス・ハイブリッド」

    Aubrieta Mixed Hybrids
    タネが販売されている。
  • オーブリエタ「カスケード」シリーズ

    Aubrieta Cascade Series
    タネが販売されている。
  • オーブリエタ「ロイヤル」シリーズ

    Aubrieta Royal Series
    タネが販売されている。

育て方・栽培方法

オーブリエタの栽培カレンダー

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:小黒 晃(おぐろ・あきら)
種苗会社ミヨシで、主に宿根草の導入、試作に携わっている。また、一般公開をしている宿根草ガーデンの管理を担当している。日本における、宿根草全般の栽培特性に造詣が深い。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

オーブリエタのそだレポ(栽培レポート)

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