ステルンベルギア
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ステルンベルギアの育て方・栽培方法

ステルンベルギア
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ステルンベルギア
ステルンベルギア・シクラ

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栽培カレンダー

基本データ

園芸分類 球根
形態 多年草 原産地 ヨーロッパ南東部~アジア南西部
草丈/樹高 10~25cm 開花期 9月下旬~10月中旬(ルテア)
花色 栽培難易度(1~5)
耐寒性 強い 耐暑性 普通(休眠中)
特性・用途 初心者でも育てやすい,耐寒性が強い

育て方のポイント

栽培環境・日当たり・置き場

水はけのよい日なたを好み、肥沃な土壌で育てます。過湿を嫌うので、水はけの悪い土壌では土壌改良します。腐葉土などの有機質を加えるとともに、軽石やパーライトを混ぜるとよいでしょう。鉢植えの場合は、夏の休眠期には雨の当たらない風通しのよい場所に移動させます。

水やり

鉢植えは、生育中は、用土が乾いたらたっぷりと水を与えます。葉が枯れて休眠したら水を切ります。

肥料

元肥として緩効性化成肥料を土壌、用土に混ぜておきます。追肥は、花後から春まで、カリ分の多い液体肥料を定期的に施します。

病気と害虫

特に問題となるような病害虫はありません。

用土(鉢植え)

水はけと通気性のある用土が適しています。市販の草花用培養土か、赤玉土7、腐葉土3の配合土を用いるとよいでしょう。

植えつけ、 植え替え

8月下旬から9月上旬に植えつけます。植えつけが遅れると、花と葉の伸長が悪くなるので、注意します。5号鉢に4~5球、庭植えであれば球根2個分の間隔で植えつけます。毎年植え替える必要はなく、混み合ってきたら掘り上げて植え替えます。

ふやし方

分球:植え替え時に、球根を外してふやします。

タネまき:タネをまいてもふやせますが、開花までに5~6年かかります。

主な作業

花がら摘み:花が終わったら、花首のところで切ります。

球根の掘り上げ:庭植えにしている場合は、毎年球根を掘り上げる必要はありません。しかし、水はけが悪い土壌では、夏の休眠期に球根が腐りやすいので、初夏に葉が枯れたら速やかに球根を掘り上げます。その後、雨のかからない涼しい日陰で乾燥貯蔵します。

特徴

ステルンベルギアは、ヨーロッパ南東部からアジア南西部に5~8種が分布する小球根です。日本ではステルンベルギア・ルテア(Sternbergia lutea)が最もよく栽培されています。秋に休眠から覚めたあと、葉の出現と同時、あるいは先駆けて1...

種類(原種、園芸品種)

ステルンベルギア・ルテア

ステルンベルギア・ルテア


Sternbergia lutea
最もよく栽培されている種で、和名はキバナタマスダレ。1つの球根から2〜3本の花茎を出し、クロッカスに似た黄色い花を咲かせる。

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:島田有紀子(しまだ・ゆきこ)
広島市植物公園に勤務。ベゴニアやペラルゴニウムの仲間などを担当し、保有する豊富な野生種をもとに、耐暑性、耐寒性のあるベゴニアの育種に取り組む。それにとどまらず、幅広い植物に精通している。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

ステルンベルギアのそだレポ(栽培レポート)

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