スノードロップ
お気に入りに登録する

スノードロップの育て方・栽培方法

スノードロップ
ガランサス・ウォロノウィー

クリックすると拡大します

栽培カレンダー

基本データ

園芸分類 球根,草花
形態 多年草 原産地 東ヨーロッパ
草丈/樹高 5~30cm 開花期 2月~3月
花色 白+緑(緑は斑点) 栽培難易度(1~5)
耐寒性 強い 耐暑性 普通(休眠中)
特性・用途 落葉性,耐寒性が強い

育て方のポイント

栽培環境・日当たり・置き場

落葉樹の下など、夏は日陰になり、晩秋から早春はよく日が当たる場所が適しています。夏は落葉して休眠していますが、土壌の極端な乾燥と高温を嫌うので、敷きわらなどでマルチングするとよいでしょう。鉢植えの場合も同様で、芽出しから開花まではよく日に当て、花後は半日陰へ移します。

水やり

土の表面がよく乾いたら、たっぷりと水やりします。花後は徐々に水を減らしますが、球根が消耗しすぎないよう、夏もときどき水やりをして適湿を保ちます。

肥料

元肥として緩効性化成肥料を用土に混ぜます。花後にはカリ分の多い液体肥料、もしくは緩効性化成肥料を施します。

病気と害虫

病気:灰色かび病
病害虫はほとんど問題ありませんが、まれに花後に灰色かび病が発生することがあります。花がらを摘み取り、鉢植えであれば軒下へ移しましょう。

用土(鉢植え)

水はけと通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。例えば赤玉土小粒5、腐葉土3、軽石2などの配合土とします。

植えつけ、 植え替え

秋に球根を植えつけます。鉢植えの場合は5号鉢に6~7球程度、庭植えの場合は5cm間隔で植えつけます。夏も球根を乾かさないほうがよいので、植えたままで夏越しさせます。

ふやし方

分球でふやします。休眠期の夏に掘り上げ、親球の下についている子球を外します。子球は鉢植えして養成すると、2年後くらいには開花します。

主な作業

花がら摘み:咲き終わった花がらは、花茎のつけ根のところで切り取ります。

特徴

スノードロップは可憐な草姿に白い下向きの花を1輪咲かせ、春を告げる花として人気があります。日本で一般にスノードロップの名前で親しまれている種は、英名「ジャイアント・スノードロップ」と呼ばれるガランサス・エルウェシー(Galanthus el...

種類(原種、園芸品種)

ガランサス・エルウェシー


Galanthus elwesii
最もよく流通する種で、育てやすい。内側の花弁には、基部と先端の両方に緑の斑が入り、かわいい。球根がほかの種と比べて大きいので、休眠期の乾燥にも強い。

ガランサス・ニバリス‘フロレ・プレノ’


Galanthus nivalis ‘Flore Pleno’
八重咲きで、内側の花弁は白色に緑の斑が入る。草丈が5〜10cmと小型なので、ロックガーデンなどに植えるとよい。
ガランサス・ウォロノウィー

ガランサス・ウォロノウィー


Galanthus woronowii

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:島田有紀子(しまだ・ゆきこ)
広島市植物公園に勤務。ベゴニアやペラルゴニウムの仲間などを担当し、保有する豊富な野生種をもとに、耐暑性、耐寒性のあるベゴニアの育種に取り組む。それに止まらず、幅広い植物に精通している。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

スノードロップのそだレポ(栽培レポート)

写真を見る

この植物名が含まれる園芸日記過去1年間

関連するコミュニティ

  • 趣味園グランプリ[i:150]
    植物のタイミングに合わせて競技会、展覧会仕立てにしたトピックスにして、同じテーマでアップしあいましょう。基本的には見せ合いっこになると思いますが、どなたでも...

会員登録がお済みの方は

会員登録をすると、園芸日記、そだレポ、アルバム、コミュニティ、マイページなどのサービスを無料でご利用いただくことができます。

定期購読
投稿募集中 from テキスト編集部
見て見て!お気に入りの花

見て見て!お気に入りの花
自慢の植物・庭の写真を募集中!

みんなのマルシェ

みんなのマルシェ
自慢の畑・野菜の写真を募集中!