学名:Cerinthe major
和名:キバナルリソウ
科名 / 属名:ムラサキ科 / セリンセ属
属名のセリンセ(Cerinthe)はギリシャ語で「蝋(ろう)、花」を意味し、ミツバチがセリンセの花からろうを採るとされていたことに由来します。セリンセ属は南ヨーロッパの地中海沿岸地域を主な原産地とする一年草または多年草(1種のみ)で、6種が知られています。
そのなかでも特にマヨール種が園芸的に利用されています。花は筒状で、キバナルリソウという和名が示すように、野生種の花は黄色の部分が大きく、基部が紫色です。園芸品種として流通しているのは、花全体が紫色になる種類で、花そのものも美しいのですが、花を囲む苞葉(ほうよう)がブルーに染まるのが特徴的です。咲き進むと花序が弧を描くように湾曲する花姿もユニークです。さらに灰緑色の葉には水玉のような白い斑点が入り、青紫色の花序とともに、植物全体が表現しがたい複雑な配色となって独特の雰囲気があります。決して派手さはないのですが、自然風に植えたり、シルバーリーフと組み合わせたりすると、本種の美しさがさらに際立ちます。
秋まきの一年草ですが、耐寒性はやや劣るので、北日本や高冷地では春まき一年草(4月~5月まき)として扱います。
下記の種類にあるような品種のタネや苗が流通していますが、どれもとても似ています。
園芸分類 | 草花 | ||
---|---|---|---|
形態 | 一年草 | 原産地 | 地中海沿岸 |
草丈/樹高 | 40~70cm | 開花期 | 3月~5月 |
花色 | 黄,紫 | 栽培難易度(1~5) | |
耐寒性 | やや弱い~普通 | 耐暑性 | やや弱い(一年草のため、夏季は枯れる) |
特性・用途 | 初心者でも育てやすい | ||
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