アジュガ
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アジュガの育て方・栽培方法

アジュガ
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栽培カレンダー

基本データ

園芸分類 草花
形態 多年草 原産地 アメリカ大陸を除く温帯地域
草丈/樹高 10~30cm 開花期 4月~6月中旬
花色 ピンク,青紫 栽培難易度(1~5)
耐寒性 強い 耐暑性 やや弱い
特性・用途 常緑性,耐寒性が強い,日陰でも育つ,初心者でも育てやすい,グラウンドカバーにできる

育て方のポイント

栽培環境・日当たり・置き場

腐植質に富んだ水はけのよい涼しい半日陰で育てます。

水やり

鉢植えの場合は、用土が乾いたらたっぷりと水やりします。庭植えの場合は、特に必要ありません。

肥料

春から初夏の生育期に、株のまわりに緩効性肥料を置き肥するか、液体肥料を施します。

病気と害虫

害虫:アブラムシ
アブラムシがつきやすいので、生育中はよく観察して早めに防除します。

用土(鉢植え)

水はけと通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。市販の草花用培養土を用いるか、赤玉土小粒6、腐葉土3、軽石1の割合で配合したものがよいでしょう。

植えつけ、 植え替え

3月上旬から6月上旬、9月中旬から11月上旬が植えつけ、植え替えの適期です。株分けもできます。

ふやし方

春または秋に株分けでふやします。ほふく茎から出ている子株を切り離して植えつけます。

主な作業

花がら摘み:花がらは、立ち上がっている花茎のつけ根で切ります。

特徴

アジュガはセイヨウキランソウ(Ajuga reptans)から作出された園芸品種が多く栽培され、ピンクと白の斑入り葉の品種やクリーム色の中斑の品種、小型の品種などがグラウンドカバーやコンテナで楽しまれています。日本に自生するジュウニヒトエや...

種類(原種、園芸品種)

アジュガ・レプタンス‘マルチカラー’

アジュガ・レプタンス‘マルチカラー’


Ajuga reptans ‘Multicolor’
葉にピンクと白の斑が入る代表的な品種。‘レインボウ’や‘トリカラー’という名前でも流通する。
アジュガ・レプタンス‘チョコレート・チップ’

アジュガ・レプタンス‘チョコレート・チップ’


Ajuga reptans ‘Chocolate Chip’
小型の品種。濃い紫色の葉をもつ。
アジュガ・レプタンス‘アークティック・フォックス’

アジュガ・レプタンス‘アークティック・フォックス’


Ajuga reptans ‘Arctic Fox’
濃い緑色の葉にクリーム色の中斑が入る。葉の縁が波打つ。強光で葉が焼けるので、日陰で管理する。

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:島田有紀子(しまだ・ゆきこ)
広島市植物公園に勤務。ベゴニアやペラルゴニウムの仲間などを担当し、保有する豊富な野生種をもとに、耐暑性、耐寒性のあるベゴニアの育種に取り組む。それにとどまらず、幅広い植物に精通している。
※植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がございますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >

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アジュガのそだレポ(栽培レポート)

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