学名:Physalis alkekengi var. franchetii
和名:ホオズキ(鬼灯、酸漿)
科名 / 属名:ナス科 / ホオズキ属
ホオズキは、赤いちょうちんがぶら下がったような姿が愛らしく、古くから親しまれてきました。このちょうちんのような袋は、ホオズキの萼です。
ホオズキは3月ごろ、地下茎から芽を伸ばし始め、5月から6月ごろ、伸びた茎の各節に薄クリーム色の花を咲かせます。花が受粉すると果実だけではなく、萼も非常に大きく成長し、袋状に果実を包み込みます。袋状に育った萼は、最初緑色ですが、8月ごろから朱赤に色づき、これが観賞用にされています。秋になるとやがて地上部が枯れ、冬は地下茎のみとなって冬越しします。
切り花や鉢物として少し早い時期に出回る色づいたホオズキは、バナナを黄色く熟させる際に使われるのと同じ、エスレルという植物成長調整剤で処理されたものです。
浅草寺の「ほおずき市」で、毎年夏に鉢仕立てのホオズキが売られるのが有名ですが、もともとは果実が解熱薬になる、同じホオズキ属のセンナリホオズキ(Physalis angulata)を買い、夏の病気に備えたのが始まりです。
よく熟したホオズキの袋状の萼は、数日水につけておくと柔らかい組織が溶けて葉脈だけが網状に残り、非常に美しい飾りとなります。
ホオズキ属の植物は、南北アメリカ大陸に多く、一部はヨーロッパ中~南部、西アジアから日本に100種ほどが分布しています。特に、メキシコ~中央アメリカにかけて、多くの種が知られています。ホオズキは、ヨウシュホオズキの変種とされており、原産地は判然としていないのですが、東アジア原産とするのが一般的です。
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園芸分類 | 草花 | ||
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形態 | 多年草 | 原産地 | 東アジア |
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草丈/樹高 | 30~100cm | 開花期 | 6月~7月 |
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観賞期 | 8月~9月(果実を包む萼を観賞) | 栽培難易度(1~5) | ![]() |
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耐寒性 | 強い | 耐暑性 | 強い |
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特性・用途 | 初心者でも育てやすい,耐寒性が強い,落葉性 | ||
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