学名:Gladiolus
和名:トウショウブ(唐菖蒲)
その他の名前:オランダアヤメ
科名 / 属名:アヤメ科 / トウショウブ属(グラジオラス属)
グラジオラスは、アフリカからヨーロッパ、アジア西部に300種ほどが知られている球根植物です。グラジオラスの球根は茎が肥大して養分をためられるようになったもので塊茎と呼ばれます。
グラジオラスは咲く時期によって春咲きと夏咲きに分けられます。ここで解説する春咲き系統は、カルディナリス種(Gladiolus cardinalis)、トリスティス種(G. tristis)、スカリィ種(G.scullyi)、カルネウス種(G. carneus)、オポシティフロールス種(G. oppositiflorus)などの、ケープ地方原産の野生種を交配してつくられたもので、3月から5月にかけて開花する春咲きです。また、近年見られる春咲き系統には、リリアセウス種(G. liliaceus)、インボルツス種(G. involutus)を交配したものもあるとされていますが、長年にわたって多くの野生種が交配に使われた結果、祖先種が不明になっています。
9月から10月に球根を植えつけると、冬までに葉が育つので、寒さで傷まないように霜よけをします。また、遅い10月から12月に植えつけると葉が出るのも遅くなるため、寒さによる傷みを避けられますが、花数は少なくなります。過湿を嫌うので、雨の当たらない軒下や、一段高く盛り土にした花壇に植えつけるか、あるいは鉢植えにして、雨に当てないように育てましょう。なお、酸性土を嫌うので、適量の苦土石灰を施し、土壌酸度を中和してから植えつけ、連作も避けてください。
●関連図鑑
グラジオラス(夏咲き)
園芸分類 | 球根 | ||
---|---|---|---|
形態 | 多年草 | 原産地 | 南アフリカ・ケープ地方 |
草丈/樹高 | 90~150cm | 開花期 | 3月~5月 |
花色 | 白,赤,ピンク,オレンジ,複色,緑,紫,茶 | 栽培難易度(1~5) | |
耐寒性 | やや弱い | 耐暑性 | 弱い |
特性・用途 | 落葉性 | ||
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