園芸分類 | 球根 | ||
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形態 | 多年草 | 原産地 | 南アフリカ |
草丈/樹高 | 40~150cm | 開花期 | 6月~8月 |
花色 | 赤,オレンジ,黄,複色 | 栽培難易度(1~5) | |
耐寒性 | 弱い(球根は凍らない地中で冬越し) | 耐暑性 | 強い |
特性・用途 | 落葉性,初心者でも育てやすい | ||
幅広い環境に適応し、土質もあまり選びません。理想的には、日当たりと水はけがよく、適温を保てる場所ですが、乾燥にも強く、半日陰でも育てられます。耐寒性は弱いのですが、地中で球根が凍らなければ、寒地でも冬越しできます。種や品種によって多少の強弱があり、栽培環境によっては、株がふえやすいものとふえにくいもの、花つきのよいものとそうでないものが見られます。
庭植えでは、よほどのことがないかぎり必要ありません。
鉢植えは、用土が乾き始めたらたっぷりと与えます。春の生育期から夏の開花期までは乾かさないように管理しますが、秋以降の休眠期は乾燥させてもかまいません。
庭植えは無肥料でもよいくらいで、肥料分が多いと葉が茂りすぎて倒れやすくなります。鉢植えは、春の成長期に少量施します。
病気:特にありません。
害虫:ハダニ
ハダニがつきやすく、葉が白く透けたようになります。高温乾燥で被害が出やすいので、こまめに葉水をかけます。天敵を利用するのもよい方法です。
一般の草花向けの培養土が利用できます。赤玉土7、腐葉土3の配合土なども使えます。
春に球根を植えつけます。深さは球根の高さの3倍くらい、株間は20cmくらいとします。数年間は植えっぱなしでかまいません。開花期に花のついた鉢植えが出回ることもあり、これを植えつけることもできます。
株が混み合ってくると、花つきが悪くなり、徒長して倒れやすくなるので、球根ごと間引くか、または休眠中に掘り上げて、大きい球根だけを選んで植えつけます。鉢植えは根詰まりしやすいので、1~2年ごとに株分けして植え直します。
株分け:主に株分けでふやします。分球することはほとんどないので、地下茎の先にできた新しい球根を植え直します。
タネまき:春か秋に行いますが、確実なのはとりまきです。タネまき後、3年目くらいから開花します。
間引き、株分け:繁殖力が旺盛で、よくふえるので、適宜間引きや株分けで本数を制限しておくとよいでしょう。
枯れた茎葉の切り取り:秋以降は枯れた茎葉を切っておきます。
クロコスミアは、モントブレチアやヒメヒオウギズイセンの名前で古くから栽培され、親しまれている花です。細長い剣状の葉が群生し、夏に色鮮やかな花が穂になって咲きます。性質が強く、よくふえるので、野生化したものが各地で見られます。
ク...
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