サフラン
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サフランの育て方・栽培方法

サフラン
サフラン

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栽培カレンダー

基本データ

園芸分類 球根,草花,ハーブ
形態 多年草 原産地 地中海沿岸
草丈/樹高 10~15cm 開花期 10月中旬~12月上旬
花色 栽培難易度(1~5)
耐寒性 強い 耐暑性 やや弱い
特性・用途 香りがある,落葉性

育て方のポイント

栽培環境・日当たり・置き場

日当たりと風通しのよい場所で育てます。酸性土壌を嫌うので、植えつけ前に苦土石灰を混ぜておきます。庭植えで水はけが悪い場所の場合は、腐葉土などの有機物とパーライトや川砂などをすき込んでおきます。高温多雨の地域では、植えっぱなしでは夏越しが難しいので、鉢植えのほうが育てやすいです。また、水栽培もできます。

水やり

生育期は、土が乾いたらたっぷりと水やりします。ただし、過湿にならないように注意します。初夏には茎葉が枯れ始めるので、徐々に水を控えて、休眠させます。

肥料

元肥として緩効性の化成肥料を規定量の半分くらい用土に加え施します。追肥は、花後の11月下旬と生育期の2月下旬にカリ分の多い液体肥料を施します。

病気と害虫

病気:軟腐病
球根がとろけたように軟らかくなって腐敗します。夏の高温多湿時に発生しやすく、肥料の施しすぎは発生を助長するので、避けましょう。

用土(鉢植え)

水はけと通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。市販の草花用培養土を用いるか、赤玉土小粒6、腐葉土3、牛ふん堆肥1などの割合で配合した用土を用います。

植えつけ、 植え替え

8月下旬から9月上旬に球根を植えつけます。遅れても花は咲きますが、貧弱な花になるので、適期に植えつけましょう。鉢植えの場合は5号鉢に5~6球とし、球根1~2個分くらいの深さに植えつけます。庭植えの場合は10cm程度の間隔とし、球根2~3個分くらいの深さに植えつけます。

ふやし方

分球でふやします。小さな球根は早く大きくするために、植えつけ後に蕾が伸びてきたら摘み取ります。

主な作業

花がら摘み:花が咲き終わったら、花を引き抜きます。

球根の掘り上げと貯蔵:5月ごろから茎葉が枯れ始めます。梅雨前に黄変した葉をつけたまま球根を掘り上げ、雨の当たらない風通しのよい場所で乾かし、完全に茎葉が枯れたらそれらを取り除いて涼しい場所で保管します。鉢植え株を雨が当たらない場所で管理できる場合は、掘り上げは数年に1回でよいでしょう。球根は分球して小さくなるので、翌年は咲かないか、花が貧弱になることがあります。しかし、養成すればまた肥大して立派な球根になります。

特徴

サフランは、秋咲きのクロッカスの一種で、もともとは染料、香料、薬用として多く栽培されていましたが、今は観賞用としても利用されています。パエリアやサフランライスの黄色は、サフランの3裂した赤色の雌しべから得たものです。
球根は7月...

種類(原種、園芸品種)

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「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:島田有紀子(しまだ・ゆきこ)
広島市植物公園に勤務。ベゴニアやペラルゴニウムの仲間などを担当し、保有する豊富な野生種をもとに、耐暑性、耐寒性のあるベゴニアの育種に取り組む。それにとどまらず、幅広い植物に精通している。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

サフランのそだレポ(栽培レポート)

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