シラー
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シラーの基本情報

学名:Scilla

科名 / 属名:キジカクシ科(クサスギカズラ科) / ツルボ属(シラー属)

シラー
シラー・シベリカ
シラー
シラー・ペルビアナ
シラー
シラー・リタルディエレイ

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シラーとは

特徴

シラーは星形や釣り鐘状の小花が、房状や穂状(散形花序または総状花序)に咲きます。
ユーラシア大陸、南アフリカ、熱帯アフリカに100種以上の原種があり、開花期や休眠などの特性は種によって異なります。数種の原種(ペルビアナ、シベリカなど)と園芸品種がよく知られ、花壇やコンテナ、切り花などに利用されます。以前、シラー属に分類され、人気のあったカンパニュラタ(Scilla campanulata)は現在、ヒアシンソイデス・ヒスパニカ(Hyacinthoides hispanica)に移行しました。
ほとんどの種が10月ごろに発芽し、春に開花したあと、梅雨時期に地上部が枯れて休眠に入ります。種類によりますが、毎年掘り上げないでも数年は放任でよく咲きます。

※科名:ヒアシンス科、ユリ科で分類される場合もあります。

基本データ

園芸分類 球根,草花
形態 多年草 原産地 ユーラシア大陸、南アフリカ、熱帯アフリカ
草丈/樹高 5~80cm 開花期 3月~6月上旬
花色 白,ピンク,青,紫,複色 栽培難易度(1~5)
耐寒性 やや弱い~普通 耐暑性 普通~強い
特性・用途 落葉性,初心者でも育てやすい
植物図鑑の見方
園芸・ガーデニング作業の基本

種類(原種、品種、仲間)

  • シラー・ペルビアナ

    Scilla peruviana
    青紫の小花が傘状に集まって(散形花序をなして)咲く。シラーのなかではやや大型になる種。近年、白花が登場。
  • シラー・シベリカ

    scilla siberica
    小アジア〜コーカサス地方、ヨーロッパ南東部原産。草丈10〜20cmで、ロックガーデンなどにも向く。いくつかの園芸品種があり、青花と白花とがある。よくふえる。

育て方・栽培方法

シラーの栽培カレンダー
*関東地方以西基準

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:島田有紀子(しまだ・ゆきこ)
広島市植物公園に勤務。ベゴニアやペラルゴニウムの仲間などを担当し、保有する豊富な野生種をもとに、耐暑性、耐寒性のあるベゴニアの育種に取り組む。それに止まらず、幅広い植物に精通している。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

シラーのそだレポ(栽培レポート)

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