学名:Tecophilaea
その他の名前:チリアンブルー・クロッカス,テコフィラエア
科名 / 属名:テコフィレア科 / テコフィレア属
テコフィレアは「アンデスの青い星」とも呼ばれ、目の覚めるような鮮やかなコバルトブルーの花を咲かせる秋植え球根です。花の中心部分は白く、淡い芳香があり、夜間も閉じることなく咲いています。草姿はクロッカスのように見えますが、クロッカスとは異なり、2~3枚の葉が交互に開きます。その中心から短い花茎が伸びて、1本の花茎に1輪の花を咲かせます。球根の大きさにもよりますが、花茎は3~4本立ちます。早春に発芽して開花し、6月以降は葉が枯れて休眠します。
テコフィレア属(Tecophilaea)には2種があり、主に栽培されるのは、テコフィレア・シアノクロカス(T. cyanocrocus)です。変種にライヒトリニー(T. cyanocrocus var. leichtlinii)、ヴィオラセア(T. cyanocrocus var. violacea)があり、色の濃淡など、多少の個体差も見られます。シアノクロカス種は自生地では絶滅したといわれていますが、栽培されて増殖されたものが流通しています。もう一つの種は、テコフィレア・ヴィオリフロラ(T. violiflora)で、ブラジル南部、ペルー、チリと広く分布し、花は小輪でやや地味です。
テコフィレア属は、かつてはヒガンバナ科に分類されていました。テコフィレア科には、ほかにゼフィラ属(Zephyra)やコナンテラ属(Conanthera)などが含まれます。
園芸分類 | 球根 | ||
---|---|---|---|
形態 | 多年草 | 原産地 | チリ |
草丈/樹高 | 5~10cm | 開花期 | 2月~3月 |
花色 | 青,紫 | 栽培難易度(1~5) | |
耐寒性 | 普通 | 耐暑性 | 普通(夏は休眠) |
特性・用途 | 落葉性,鉢植え,ロックガーデン | ||
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