学名:Helleborus niger
その他の名前:クリスマスローズ
科名 / 属名:キンポウゲ科 / クリスマスローズ属(ヘレボルス属)
ヘレボルス・ニゲルは有茎種(立ち上がった茎に葉をつけ、頂部に花を咲かせる)のクリスマスローズです。常緑の多年草で、清楚な白い花を横向きに咲かせます。葉はやや肉厚です。有茎種として扱われていますが、有茎種と無茎種の両方の特徴や性質をもち、中間種として扱われることもあります。種小名の「ニゲル」は、黒を意味し、根が黒いことに由来しています。
本来、「クリスマスローズ(christmas rose)」はヘレボルス・ニゲルの英名ですが、日本ではヘレボルス属全体をクリスマスローズと呼んでいます。12月に開花し始める早咲きのものもありますが、多くはクリスマスには咲かず、1月になってから開花します。蕾を包む苞葉(ほうよう)がないので、蕾のうちから白い花弁を確認できるのが特徴です。咲き進むにつれてややピンクに色づきます。八重咲きや半八重咲きの園芸品種があります。
主な交雑種に、ヘレボルス・リビダス(Helleborus lividus)と交雑させたヘレボルス・バラーディアエ(H. × ballardiae)、ヘレボルス・ステルニー(H. × sternii)と交雑させたヘレボルス・エリックスミシー(H. × ericsmithii)、ヘレボルス・アーグチフォリウス(H. argutifolius)と交雑させたヘレボルス・ニゲルコルス(H. × nigercors)があります。
●関連図鑑
クリスマスローズ
ヘレボルス・アーグチフォリウス
ヘレボルス・フェチダス
ヘレボルス・チベタヌス
園芸分類 | 草花 | ||
---|---|---|---|
形態 | 多年草 | 原産地 | イタリア、スロベニア、クロアチア、ドイツ、スイス、オーストリアなど |
草丈/樹高 | 20~30cm | 開花期 | 1月~2月 |
花色 | 白 | 栽培難易度(1~5) | |
耐寒性 | 強い | 耐暑性 | 普通 |
特性・用途 | 常緑性,耐寒性が強い,日陰でも育つ | ||
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