オスモキシロン
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オスモキシロンの基本情報

学名:Osmoxylon

科名 / 属名:ウコギ科 / オスモキシロン属

オスモキシロン
オスモキシロン・リネアレ
オスモキシロン
オスモキシロン・リネアレ‘ヴァリエガタ’
オスモキシロン
オスモキシロン・モンコギ

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オスモキシロンとは

特徴

オスモキシロンは、東南アジアや太平洋諸島、台湾に約50種が自生しています。観葉植物に利用されているのは、主にオスモキシロン・リネアレ(Osmoxylon lineare)と、黄色の斑がほぼ全面に入る品種‘バリエガタ’(O. lineare ‘Variegata’)です。高さ1m程度の低木で、よく枝分かれします。葉はつけ根から手のひら状に広がる掌状葉で、小葉の一枚一枚は細長く先がとがっています。 春から秋に、茎の先端にごく小さな花弁のない、雌花と雄花を時間差で咲かせます。先に雌花が咲き、果実が見えてくるころ、その下から雄花が伸びて咲き出します。果実は黒紫色から緑色になるころには落果します。
オスモキシロン・リネアレは代表的な渓流植物(流れの速い渓谷に自生する植物)で、低地で流れの激しい地域では特徴のある掌状葉をつけますが、高度が高くなるにつれて切れ込みが減少します。
ほかにオスモキシロン・モンコギ(O. montkoghi)と呼ばれる種類が流通しています。葉は同じく掌状葉で3~5裂します。

基本データ

園芸分類 観葉植物,熱帯植物
形態 低木 原産地 東南アジア、太平洋諸島、台湾
草丈/樹高 10~100cm 栽培難易度(1~5)
耐寒性 弱い 耐暑性 強い
特性・用途 常緑性,日陰でも育つ,カラーリーフ
植物図鑑の見方
園芸・ガーデニング作業の基本

種類(原種、品種、仲間)

  • オスモキシロン・リネアレ

    Osmoxylon lineare
    フィリピン原産。高さ1m程度の低木。葉は掌状に4〜7裂し、それぞれの小葉は細く長くとがっていて5〜15cmある。
  • オスモキシロン・リネアレ‘バリエガタ’

    Osmoxylon lineare ‘Variegata’
    黄色の斑が小葉のほぼ全面に入る。
  • オスモキシロン・モンコギ

    Osmoxylon montkoghi
    高さ2m程度。葉は3〜5裂し、光沢のある緑色。

育て方・栽培方法

オスモキシロンの栽培カレンダー

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:尾崎 章(おざき・あきら)
千葉県の植物園、南房パラダイスでの20年の勤務を経て独立。現在は熱帯植物の専門ナーセリー、エクゾティックプランツを営む。熱帯・亜熱帯原産の植物を収集し、3000種以上を扱っている。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

オスモキシロンのそだレポ(栽培レポート)

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オスモキシロンを育てたことがある方は、ぜひその経験を皆さんにご紹介してください。

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