キアノティス
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キアノティスの基本情報

学名:Cyanotis
その他の名前:ギンモウカン(銀毛冠)、テディベア・プランツ

科名 / 属名:ツユクサ科 / キアノティス属

キアノティス

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キアノティスとは

特徴

キアノティス属(Cyanotis)は、熱帯アジアと熱帯アフリカに約50種が分布しています。観葉植物に利用されているのは葉が多肉質や多汁質の次のような種類です。
キアノティス・ロンギフォリア(C. longifolia)は熱帯アフリカ原産で、高さ10~40cmとなり、茎は直立したりほふくしたりします。葉は多肉質で線状となり、長さ約10~30cmで葉縁に軟毛が密生しています。花は赤紫色で茎の先端につきます。
キアノティス・ソマリエンシス(C. somaliensis)は銀毛冠(ぎんもうかん)とも呼ばれ、熱帯アフリカ原産で、茎は直立するかほふくします。葉は狭三角形で長さ3~4cm、光沢があります。多肉質で葉縁に白色の長軟毛が密生しています。茎の先端に淡紫色の花をつけます。
キアノティス・キューエンシス(C. kewensis)はインド原産で、株全体に褐色の軟毛が密生し、茎はほふくします。葉は長さ2~3cmで卵状心臓形となり多汁質です。花は茎の先端につき、紫色で小型です。こんもりとした草姿から、英名ではテディベア・プランツとも呼ばれています。

基本データ

園芸分類 観葉植物,多肉植物,熱帯植物
形態 多年草 原産地 熱帯アジアと熱帯アフリカ
草丈/樹高 5~40cm 栽培難易度(1~5)
耐寒性 普通 耐暑性 強い
特性・用途 常緑性,寄せ植え,ハンギングバスケット
植物図鑑の見方
園芸・ガーデニング作業の基本

種類(原種、品種、仲間)

  • キアノティス・ロンギフォリア

    Cyanotis longifolia
    葉は多肉質で線状、葉縁に軟毛が密生する。
  • キアノティス・ソマリエンシス

    Cyanotis somaliensis
    銀毛冠とも呼ばれ、葉は狭三角形で光沢があり、多肉質で葉縁に白色の長軟毛が密生している。
  • キアノティス・キューエンシス

    Cyanotis kewensis
    株全体に褐色の軟毛が密生し、葉は卵状心臓形、多汁質となる。

育て方・栽培方法

キアノティスの栽培カレンダー

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:尾崎 章(おざき・あきら)
千葉県の植物園、南房パラダイスでの20年の勤務を経て独立。現在は熱帯植物の専門ナーセリー、エクゾティックプランツを営む。熱帯・亜熱帯原産の植物を収集し、3000種以上を扱っている。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

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キアノティスを育てたことがある方は、ぜひその経験を皆さんにご紹介してください。

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