学名:Philadelphus satsumi
和名:バイカウツギ(梅花空木) その他の名前:サツマウツギ、フスマウツギ
科名 / 属名:アジサイ科 / バイカウツギ属
バイカウツギは本州の岩手県から四国・九州に分布している、高さ約2mの落葉低木です。6月から7月に枝先に白いさわやかな花を咲かせます。また、茎が中空のためにウツギの名前がついています。一般に「梅花空木」と書きますが、中国名は「山梅花」です。学名のsatsumi(サツミ)は、「薩摩(鹿児島県)産の」の意味ですが、鹿児島県では分布が確認されていません。花はウメの花(5弁)に似ていますが、花弁は4枚、直径3~4cmの白色で、ほのかな芳香があります。樹形は、枝分かれして成長するためにブッシュ状になります。積雪地帯では枝折れを防ぐために雪囲いが必要です。1851年にヨーロッパに紹介され、品種改良に用いられています。
この仲間にはセイヨウバイカウツギ(Philadelphus grandiflorus)と呼ばれる一群があり、香りの強い‘ベル・エトワール'、八重咲きの‘バージナル'などいくつかの園芸品種が日本でも広く普及しています。栽培方法などはバイカウツギとほぼ同じです。
※科名:ユキノシタ科で分類される場合もあります。
●関連図鑑
ウツギ
タニウツギ
ノリウツギ
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園芸分類 | 庭木・花木 | ||
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形態 | 低木 | 原産地 | 日本(本州、四国、九州) |
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草丈/樹高 | 2m | 開花期 | 6月~7月 |
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花色 | 白 | 栽培難易度(1~5) | ![]() ![]() |
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耐寒性 | 普通 | 耐暑性 | 普通 |
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特性・用途 | 落葉性,香りがある,初心者でも育てやすい | ||
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バイカウツギを育てたことがある方は、ぜひその経験を皆さんにご紹介してください。