ノコンギク
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ノコンギクの基本情報

学名:Aster microcephalus var. ovatus
和名:ノコンギク(野紺菊)  その他の名前:野菊

科名 / 属名:キク科 / シオン属(アスター属)

ノコンギク
ノコンギク
タニガワコンギク
ノコンギク
シラヤマギク

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ノコンギクとは

特徴

ノコンギクは、日本各地の低地から高原までの草原に広く見られる多年草です。いわゆる「野菊」を代表する植物の一つです。茎はまっすぐ、あるいはほかの植物に寄りかかりながら斜めに伸び、地下に細長い地下茎を多数伸ばしてふえていきます。葉は卵形から狭卵形が多く、葉の基部はくさび形で、ごく短い葉柄があります。
コンギク(Aster microcephalus var. ovatus‘Hortensis’)はノコンギクに似ていますが、葉がやや細長く花は濃い紫色をしています。しばしばこの本種が「ノコンギク」の名で流通しています。
センボンギク(A. microcephalus var. microcephalus)は谷川の増水時には水没するような川岸に生える変種で、葉が非常に細く3~5mmのものです。同じような場所に生え、同様に葉が細長く幅が1cm強のものがタニガワコンギク(A. microcephalus var. ripensis)と呼ばれます。ホソバコンギク(A. microcephalus var. angustifolius)はノコンギクに似ていますが、葉の幅が狭いものです。この3つの変種には中間型が多く、区別しない見解もあります。ハマコンギク(エノシマヨメナA. microcephalus var. littoricola)は海岸近くに生える変種で、葉の幅が広く、厚みがあり、光沢があります。草丈もノコンギクより低めです。

基本データ

園芸分類 山野草,草花
形態 多年草 原産地 日本
草丈/樹高 30~100cm 開花期 7月~10月
花色 紫,ピンク 栽培難易度(1~5)
耐寒性 強い 耐暑性 強い
特性・用途 落葉性,開花期間が長い,耐寒性が強い,初心者でも育てやすい,盆栽向き
植物図鑑の見方
園芸・ガーデニング作業の基本

種類(原種、園芸品種)

  • アキバギク

    Aster sugimotoi
    アキハギク、キヨスミギクともいう。ノコンギクに似ているが、はっきりした葉柄がある点で区別できる。
  • ‘清澄’(きよすみ)

    Aster ‘Kiyosumi’
    アキバギク、またはアキバギクとノコンギクの種間雑種。小型に生育させることができる。
  • チョクザキヨメナ

    Aster microcephalus var. ripensis f. tubulosus
    オビトケコンギクともいう。舌状花が筒状になる。
  • ‘夕映え’(ゆうばえ)

    Aster microcephalus var. ovatus ‘Yubae’
    赤紫色の花が咲く園芸品種。
  • ‘桃山’(ももやま)

    Aster microcephalus var. ovatus ‘Momoyama’
    桃色の花が咲く園芸品種。
  • シロヨメナ

    Aster ageratoides
    山地の明るい日陰に見られ、白い花を咲かせる。葉が薄くて色が濃く、先端が鋭くとがり、ごく短い葉柄がある。
  • タマバシロヨメナ

    Aster ageratoides f. ovalifolius
    シロヨメナの葉の幅が広いもので、変種とされることもある。
  • イワバノギク

    Aster microcephalus var. lineari-lanceolatus
    四国の渓流沿いに見られる葉が細く小型の変種。特に小型のタイプがヤクシマギクやヤクシマコンギクの名でしばしば流通している。
  • イナカギク(ヤマシロギク)

    Aster semiamplexicaulis
    シロヨメナによく似ているが、全体に軟らかい毛が生え、葉柄がなく茎を半分ほど取り巻く点で区別できる。主に西日本で見られる。
  • シラヤマギク

    Aster scaber
    花が2cm弱で、舌状花の数が少なくてまばらにつき、茎の下の方の葉は長い葉柄があって葉のつけ根は心形である点で区別できる。
  • ヨメナ

    Aster yomena
    花の大きさが3cm前後、葉にははっきりとした葉柄があること、冠毛(タンポポの綿毛にあたる部分)がごく短く0.5mmほどであることで区別できる。
  • カントウヨメナ

    Aster microcephalus var. dentatus
    主に関東地方で見られる変種で、花がやや小さく、葉がすこし薄くて切れ込みがやや深い点などで区別できる。

育て方・栽培方法

ノコンギクの栽培カレンダー
*関東地方以西基準

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:辻 幸治(つじ・こうじ)
1976年、大阪生まれ。ホームセンター勤務を経て、現在は園芸分野の執筆活動も精力的に行う気鋭の園芸家。江戸の園芸文化から、海外のワイルドフラワーまで、幅広く植物に精通している。

そだレポ(栽培レポート)

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ノコンギクを育てたことがある方は、ぜひその経験を皆さんにご紹介してください。

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