クウシンサイの育て方・栽培方法
栽培カレンダー
中間地の主な作業
基本データ
育て方のポイント
栽培のポイント
クウシンサイは、タネから育てるほか、さし芽で苗がつくれます。タネは皮がかたいので一昼夜水につけてからまきます。旺盛に生育するので肥料切れに注意し、タネまきの2~3週間後から2週間に1回程度、1平方メートル当たり化成肥料30gを追肥し、土寄せします。タネまきの30~45日後から収穫できます。
クウシンサイの栽培でよくある疑問、悩み
Q.収穫方法は?
最初の収穫は、草丈30~40cmになったら先端から20cmぐらいのところを切ります。その後、追肥をすると、わき芽が次々に伸びてくるので、順次、地際から切り取って収穫します。
Q.3週間ほど放っておいたら、茎から根のようなものが出た
おっしゃるとおり、それは根です。クウシンサイは、サツマイモと同じヒルガオ科の植物で、節(葉のつけ根)から根を伸ばして株が大きく広がります。暑さをものともしない丈夫な野菜なので、しばらく手を入れないと、地面を這う茎は太くなり、しっかりと根づきます。
株を大きくしたければそのままでかまいませんが、そうでなければ根づいた部分を引きはがして太い茎を切り、株全体を一回り小さく刈り込みましょう。かたい茎や根を取り除いて、やわらかい部分は食用にします。ベストなのは、こまめに収穫してコンパクトな姿を維持することです。
◆質問・回答は、
『野菜づくり徹底Q&A』(NHK出版)から一部を抜粋しています。これ1冊でお悩み解決!野菜73種の「ギモン」が満載
『もっと知りたい野菜づくりQ&A』もおすすめです。
特徴
クウシンサイ(空芯菜)は、熱帯アジアを中心に栽培されているつる性の野菜で、中国野菜として紹介されることもあり、エンサイ、アサガオナの別名があります。暑さに強く、丈夫で、あまり手をかけなくても旺盛に茂り、10月ごろまで収穫できます。10℃以下...
種類(原種、園芸品種)
この植物の原種、園芸品種はまだ登録されていません。
植物図鑑の内容は随時、追加・更新をしていきます。
「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑
執筆:藤田 智(ふじた・さとし)
恵泉女学園大学人間社会学部園芸文化研究所教授。大学での指導のほか、各地で社会人を対象にした講演や菜園指導なども行う「野菜づくりの伝道師」。テレビやラジオへの出演、雑誌や書籍の執筆など、幅広く活躍している。
さらに詳しく知りたい方におすすめの本
野菜づくりの決定版がリニューアル!
『藤田智の野菜づくり大全』(2012年2月刊)の完全改訂版。温暖化対応の新・栽培カレンダーや、APG体系での科名変更など、栽培情報を刷新! 栽培図鑑は新野菜が10種増え、160種以上の育て方を網羅。各野菜の「プランター栽培」のポイントも収載。菜園プランから病害虫まで、野菜作りはこの一冊でOK!
この植物名が含まれる園芸日記過去1年間
-
❶ベランダに置いてある1つの発砲スチロール箱。
今年も無事ネモフィラが満開です。
もう何年もここで、...
(れいんどろっぷ)
-
昨日の嵐がもたらした雨水
本日の暖かさ
花壇では
プルモナリア
‘ブルー エンサイン’
数年前に一苗購...
(モエちゃん)
-
まぁ結局咲いたんだけど。去年より10日以上も開花遅れ。
1&2
テコフィレア・シアノクロクス
...
(uesugi)
-
まだ朝は冷たいけど、日差しが強くなってきた。
花が咲きだすのもあと少し。写真を撮るのも忙しくなるぞ...
(ひろまるこ)
-
霧雨が降り続く1日☂️気温は14℃まで上がりました🌡️
室内冬越し組は、室内に取り入れた頃の葉っぱが枯れ...
(marimo417)
-
園芸日記をもっと見る
関連するコミュニティ