クウシンサイ
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クウシンサイの育て方・栽培方法

クウシンサイ
クウシンサイ

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栽培カレンダー

中間地の主な作業

基本データ

園芸分類 野菜
収穫期 6月中旬~10月

育て方のポイント

栽培のポイント

クウシンサイは、タネから育てるほか、さし芽で苗がつくれます。タネは皮がかたいので一昼夜水につけてからまきます。旺盛に生育するので肥料切れに注意し、タネまきの2~3週間後から2週間に1回程度、1平方メートル当たり化成肥料30gを追肥し、土寄せします。タネまきの30~45日後から収穫できます。

クウシンサイの栽培でよくある疑問、悩み


Q.収穫方法は?
最初の収穫は、草丈30~40cmになったら先端から20cmぐらいのところを切ります。その後、追肥をすると、わき芽が次々に伸びてくるので、順次、地際から切り取って収穫します。

Q.3週間ほど放っておいたら、茎から根のようなものが出た
おっしゃるとおり、それは根です。クウシンサイは、サツマイモと同じヒルガオ科の植物で、節(葉のつけ根)から根を伸ばして株が大きく広がります。暑さをものともしない丈夫な野菜なので、しばらく手を入れないと、地面を這う茎は太くなり、しっかりと根づきます。
株を大きくしたければそのままでかまいませんが、そうでなければ根づいた部分を引きはがして太い茎を切り、株全体を一回り小さく刈り込みましょう。かたい茎や根を取り除いて、やわらかい部分は食用にします。ベストなのは、こまめに収穫してコンパクトな姿を維持することです。

◆質問・回答は、『野菜づくり徹底Q&A』(NHK出版)から一部を抜粋しています。これ1冊でお悩み解決!野菜73種の「ギモン」が満載『もっと知りたい野菜づくりQ&A』もおすすめです。

特徴

クウシンサイ(空芯菜)は、熱帯アジアを中心に栽培されているつる性の野菜で、中国野菜として紹介されることもあり、エンサイ、アサガオナの別名があります。暑さに強く、丈夫で、あまり手をかけなくても旺盛に茂り、10月ごろまで収穫できます。10℃以下...

種類(原種、園芸品種)

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植物図鑑の内容は随時、追加・更新をしていきます。

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:藤田 智(ふじた・さとし)
恵泉女学園大学人間社会学部園芸文化研究所教授。大学での指導のほか、各地で社会人を対象にした講演や菜園指導なども行う「野菜づくりの伝道師」。テレビやラジオへの出演、雑誌や書籍の執筆など、幅広く活躍している。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

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クウシンサイのそだレポ(栽培レポート)

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