学名:Aquilegia flabellata var. pumila
和名:ミヤマオダマキ(深山苧環)
科名 / 属名:キンポウゲ科 / オダマキ属
ミヤマオダマキは亜高山帯や高山帯の岩場やザレ場、草丈の低い草原などに見られる多年草です。白粉を帯びた葉は3つに分かれ、根元にまとまってつきます。芽の中心から花茎を伸ばして、花を1~5輪咲かせます。独特の形の花は直径3cmほど、根は太いゴボウ状です。庭で栽培されるオダマキに似ていて、ただ小さいだけに見えますが、くずれにくい礫質(れきしつ)の用土で植えるなど高山植物としての手入れが必要です。
基準変種のオダマキ(Aquilegia flabellata var. flabellata)はミヤマオダマキに似ていますが全体に大きいので区別できます。丈夫で宿根草として扱うことができます。
日本在来のものにもう一種、ヤマオダマキ(A. buergeriana)があります。しばしば黄色一色の花を咲かせるものがあり、これをキバナノヤマオダマキ(A. buergeriana f. flavescens)と呼びます。ヤマオダマキは距(きょ)がまっすぐに伸びていますが、変種のオオヤマオダマキ(A. buergeriana var. oxysepala)は距が内側に曲がっています。ダイセンオダマキ(A. × maruyamana)はオダマキとヤマオダマキの交雑種です。大山(鳥取県)で見いだされた小型タイプのヤマオダマキをこの名で呼ぶ人がいますが、誤りです。
●関連図鑑
西洋オダマキ
園芸分類 | 山野草,草花 | ||
---|---|---|---|
形態 | 多年草 | 原産地 | サハリン、千島南部、朝鮮半島北部、日本(中部地方以北) |
草丈/樹高 | 10~20cm | 開花期 | 4月~5月 |
花色 | 紫,ピンク,白 | 栽培難易度(1~5) | |
耐寒性 | 強い | 耐暑性 | 普通 |
特性・用途 | 落葉性,耐寒性が強い,盆栽向き | ||
会員登録をすると、園芸日記、そだレポ、アルバム、コミュニティ、マイページなどのサービスを無料でご利用いただくことができます。
とばされる~ 2024/04/19 | バックヤードガ... 2024/04/19 | 咲き進んでます 2024/04/19 |
サボテンの開花🌸 2024/04/19 | ブドウ(198... 2024/04/19 | おや?サクラン... 2024/04/19 |