シュンギク
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シュンギクの基本情報

和名:シュンギク(春菊)
その他の名前:菊名(きくな)

科名:キク科

シュンギク
シュンギク

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シュンギクとは

特徴

シュンギク(春菊)は、独特の香りと風味で鍋ものやあえものなどに欠かせない野菜です。地中海沿岸地方原産で、日本や中国などアジアでは野菜として利用されますが、花が美しいことからヨーロッパでは主に観賞用に栽培されます。生育適温が15~20℃と冷涼な気候を好むため、春と秋が栽培の適期です。葉の大きさで大葉種、中葉種、小葉種に分類され、栽培の主流は中葉種です。最近は長く伸びた茎の部分がおいしい品種も登場しました。
栄養価も高く、カロテンの含有量はホウレンソウに匹敵し、ビタミンCやカルシウム、鉄分などが豊富です。ただし、収穫後は葉が傷みやすく、ビタミンCが急速に減ります。
伸びた葉先を摘み取りながら繰り返し収穫する「摘み取り種」と、葉が柔らかく、株ごと収穫する「株張り種」があります。

●野菜だけで一品レシピ
シュンギクのマスタードマヨネーズあえ

基本データ

園芸分類 野菜
収穫期 5月~6月(春まき)、10月中旬~11月(秋まき)
植物図鑑の見方
園芸・ガーデニング作業の基本

種類(原種、品種、仲間)

  • 大葉種

    関西地方では「菊菜」とも呼ばれる。株ごと収穫することが多い。
  • 中葉種

    関東地方でおなじみの中葉種。摘み取り収穫することが多い。

育て方・栽培方法

シュンギクの栽培カレンダー
中間地の主な作業

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:藤田 智(ふじた・さとし)
恵泉女学園大学人間社会学部園芸文化研究所教授。大学での指導のほか、各地で社会人を対象にした講演や菜園指導なども行う「野菜づくりの伝道師」。テレビやラジオへの出演、雑誌や書籍の執筆など、幅広く活躍している。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

さらに詳しく知りたい方におすすめの本

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シュンギクのそだレポ(栽培レポート)

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