ハクサイ(白菜)の基本情報
和名:ハクサイ(白菜)
科名:アブラナ科
ハクサイ(白菜)とは
特徴
ハクサイは、ビタミンC、カリウムやカルシウムなどのミネラル分が含まれ、食物繊維も豊富です。地中海沿岸地方原産で中国に伝わり、球になる(結球)ようになりました。鍋ものはもちろん、炒めもの、漬物と冬の食卓に欠かせないなじみ深い野菜です。日本には明治の初めに導入されました。かつては球の内部が白い品種が主流でしたが、最近では内側の葉が黄色い黄芯系とオレンジ芯系が人気です。冷涼な気候を好み、生育適温は20℃、結球期の適温は15~17℃です。
結球開始時の株の大きさに比例して球の大きさが決まるため、植えどきと追肥のタイミングを守ることが重要です。さまざまな品種がありますが、初心者は栽培期間が短く手間が少なくてすむ早生(わせ)品種を選ぶとよいでしょう。
●野菜だけで一品レシピ
ハクサイの洋風浅漬け、ハクサイ焼きそば、秋冬野菜のトマトスープ、野菜ピェンロー
基本データ
植物図鑑の見方
育て方・栽培方法
中間地の主な作業
「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑
執筆:藤田 智(ふじた・さとし)
恵泉女学園大学人間社会学部園芸文化研究所教授。大学での指導のほか、各地で社会人を対象にした講演や菜園指導なども行う「野菜づくりの伝道師」。テレビやラジオへの出演、雑誌や書籍の執筆など、幅広く活躍している。
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