シャガ
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シャガの育て方・栽培方法

シャガ
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栽培カレンダー

*関東地方以西基準

基本データ

園芸分類 草花
形態 多年草 原産地 中国東部~ミャンマー
草丈/樹高 30~50cm 開花期 4月~5月
花色 白,青 栽培難易度(1~5)
耐寒性 普通 耐暑性 強い
特性・用途 常緑性,日陰でも育つ,初心者でも育てやすい

育て方のポイント

栽培環境・日当たり・置き場

やや湿り気のある、明るい日陰で育てます。かなりの日陰に耐えますが、あまり暗すぎると花つきが悪くなります。

水やり

鉢植えの場合は、表土が乾いたら十分に与えます。極端な乾燥は好みません。水切れを繰り返すと葉が傷み、生育が悪くなります。庭植えの場合は、よほど晴天が続いて乾燥しないかぎり必要ありません。

肥料

花後に親指大の油かすの玉肥を5号鉢で2~3個施します。葉の色が悪いようなら、その際に三要素等量配合の液体肥料を1週間おきに2~3回施して回復させます。庭植えの場合は特に必要ありません。

病気と害虫

ほとんどありません。

用土(鉢植え)

水はけのよい土であれば土質を選びません。赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土のほか、市販の草花用培養土でもよく育ちます。乾きやすい土は向きません。

植えつけ、 植え替え

基本的に花後に植え替えますが、3月ごろや9月ごろでもかまいません。よくふえてすぐに根詰まりを起こすので、鉢植えの場合は毎年植え替えます。庭植えの場合は、特に植え替えの必要はありませんが、3年ごとに掘り上げて株分けします。予定外の場所に生えてきたものは抜くか、早めに移植します。

ふやし方

株分け:植え替え時に株を分けます。3~5芽で1株になるようにハサミで切ります。

主な作業

花茎切り:花が終わった花茎を見苦しく思うなら切り取ります。タネはできないので放置しても実用上は差し支えありません。

特徴

シャガ(Iris japonica)は日本各地の低地や人里近くの湿った森林に普通に見られる、常緑多年草です。葉はやや厚く強い光沢があって垂れます。春に茎を斜めに伸ばして、その先に白地に青い斑点が入る花を多数咲かせます。長い地下茎を伸ばし、そ...

種類(原種、園芸品種)

スジシャガ


Iris japonica ‘Variegata’
葉に白い斑が入ったもの。『花壇綱目』ですでに紹介され、300年以上も栽培されている。

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:辻 幸治(つじ・こうじ)
1976年、大阪生まれ。ホームセンター勤務を経て、現在は園芸分野の執筆活動も精力的に行う気鋭の園芸家。江戸の園芸文化から、海外のワイルドフラワーまで、幅広く植物に精通している。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

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