カラミンサ
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カラミンサの育て方・栽培方法

カラミンサ
カラミンサ
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栽培カレンダー

基本データ

園芸分類 草花,ハーブ
形態 多年草 原産地 南ヨーロッパ、地中海沿岸
草丈/樹高 15~50cm 開花期 5月中旬~11月上旬(種による)
花色 白,ピンク,紫 栽培難易度(1~5)
耐寒性 強い 耐暑性 普通
特性・用途 開花期が長い,香りがある,初心者でも育てやすい,落葉性

育て方のポイント

栽培環境・日当たり・置き場

日なた、半日陰のいずれでもよく育ちますが、花つきが多く、締まった株に育てるには日なたで育てます。土壌が乾燥しすぎないよう、庭植えの場合は有機質をたくさん混ぜて耕しておきます。

水やり

水切れには弱いです。庭植えの場合、根がよく張ったらほとんど不要ですが、真夏は葉がしおれそうになったら水やりをします。鉢植えの場合は、鉢土が乾き始めたらたっぷり水やりをします。

肥料

元肥として緩効性化成肥料を土壌に混ぜておきます。その後、秋と早春に、株まわりに緩効性化成肥料をばらまくか、液体肥料を追肥します。

病気と害虫

特に問題になる病害虫はありません。

用土(鉢植え)

水はけと通気性のよい土が適しています。市販の草花用培養土を用いるか、赤玉土小粒6、腐葉土3、軽石1の割合で配合したものがよいでしょう。

植えつけ、 植え替え

3月から4月と、9月中旬から11月中旬が適期です。庭植えは、堆肥や腐葉土を混ぜて耕してから、根鉢をくずして植えつけます。根づくまでは乾燥に注意します。

ふやし方

株分けか、さし芽でふやします。また、こぼれダネでもよくふえます。
株分け:大きくなった株であれば、植えつけ、植え替え時に株分けできますが、芽が出始める早春が最も作業しやすいでしょう。

さし芽:6月ごろと9月中旬から10月上旬に行います。しっかりとした茎を7cmほど切ってさし木用土にさすと、2週間ほどで発根します。

主な作業

切り戻し:特に花がら摘みをする必要はありませんが、梅雨時期に切り戻しを兼ねて花がらを切ります。

特徴

カラミンサは、白、ピンク、淡紫色の小さな花が柔らかい茎に群がって咲き、すがすがしいミントの香りを漂わせる宿根草です。葉はハーブティーとしても利用できます。耐暑性、耐寒性に富み、真夏は花が少なくなるものの、初夏から秋まで長期間開花します。性質...

種類(原種、園芸品種)

カラミンサ・ネペタ

カラミンサ・ネペタ


Calamintha nepeta
南ヨーロッパや地中海沿岸地域原産。草丈約50cm。淡紫色のかわいらしい花を咲かせる。どんな草花との寄せ植えでもよく合う。
カラミンサ・グランディフローラ

カラミンサ・グランディフローラ


Calamintha grandiflora
花、葉ともにネペタよりも大きく、長さ3cmほどのピンク色の花を咲かせる。草丈約50cm。
カラミンサ・グランディフローラ‘バリエガータ’

カラミンサ・グランディフローラ‘バリエガータ’


Calamintha grandiflora ‘Variegata’
基本種の葉に白の散り斑が入る。

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:島田有紀子(しまだ・ゆきこ)
広島市植物公園に勤務。ベゴニアやペラルゴニウムの仲間などを担当し、保有する豊富な野生種をもとに、耐暑性、耐寒性のあるベゴニアの育種に取り組む。それにとどまらず、幅広い植物に精通している。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

カラミンサのそだレポ(栽培レポート)

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