キンカン類
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キンカン類の育て方・栽培方法

栽培カレンダー

基本データ

園芸分類 果樹
形態 低木 原産地 中国
草丈/樹高 2m以上 収穫期 2月上旬~5月中旬
受粉樹 不要 栽培難易度(1~5)
耐寒性 普通 耐暑性 強い
特性・用途 常緑性,初心者でも育てやすい

育て方のポイント

栽培環境・日当たり・置き場

日光を好むので、庭植えの植えつけ場所、鉢植えの置き場とも日当たり良好な場所を選びます。

水やり

鉢土の表面が白く乾いたら、鉢底の穴から少し流れ出るくらいたっぷり与えます。庭植えの場合は、土質や種類にもよりますが、夏に日照りが続くようなとき以外は必要ありません。

肥料

庭植えは2月と10月に、鉢植えは2月、5月、10月に、有機質肥料か速効性化成肥料を施します。

病気と害虫

病気:特に問題となるものはありません。

害虫:カイガラムシ類など
カイガラムシ類が発生することがあるので、見つけしだい駆除しましょう。

用土(鉢植え)

水はけ、水もちのよいことが大切で、この条件さえ満たせば、土はあまり選びません。一般的な市販の用土を用いる場合は、赤玉土小粒7~8、腐葉土3~2の配合土を用います。

植えつけ、 植え替え

適期は3月下旬から4月中旬です。鉢植えの植え替えは、根詰まりを防ぎ、通気をよくするのが目的で、鉢の大きさ、生育具合にもよりますが、キンカン類は細根が多いので、通常2年に1回は必要です。

ふやし方

つぎ木:3月下旬から5月上旬の休眠枝つぎ、8月中・下旬の芽つぎでふやします。

主な作業

剪定:収穫後の3月から5月にかけて行います。普通の柑橘類と違い、春から伸長した枝に着花(果)する性質があります。また、前年枝にも着花(果)します。したがって、極端な切り詰めを行っても花は咲くのですが、着果はしにくいです。普通のキンカンは下垂した弱い枝によく着果し、また大きい果実がなります。勢いの強い枝についた、7月上旬に咲いた最初の花は実らず落果しやすく、のちに咲いた花に着果するので小さいのです。大きく、品質のよい果実を収穫するには、枝を誘引、下垂させるなどして、早く咲いた花に着果させることがポイントです。

摘果:着果数が多い場合は摘果をします。小果や多すぎるものを間引きます。

特徴

キンカンと呼ばれるものはいろいろありますが、果実がおいしく生で食べられるのは、ネイハキンカン(Fortunella crassifolia)、マルキンカン(F. japonica)、ナガキンカン(F.mar...

種類(原種、園芸品種)

ネイハキンカン


Fortunella crassifolia
別名ニンポウキンカン(寧波金柑)、メイワキンカン(明和金柑)。品質がよく、生食用に市販されているキンカンはほとんどが本種。果実は球形から卵形で、果重11〜13g。
‘プチマル’

‘プチマル’

農水省育成のタネなし品種で、ナガキンカンと四倍体ネイハキンカンを交配した三倍体。ときにはごく小さいタネがある。タネがないため果実は普通のキンカンより小ぶり。

マルキンカン


Fortunella japonica
別名マルミキンカン(丸実金柑)、ヒメタチバナ(姫橘)。果実は球形で小さく、果重6〜8g。よく分枝し、枝にとげがあることがある。
ナガキンカン

ナガキンカン


Fortunella margarita
別名ナガミキンカン、キンキツ(金橘)。果実は長球形で、果重10〜12g。枝にとげはほとんどない。

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:大坪孝之(おおつぼ・たかゆき)
元東京農業大学助教授。現在は東京農業大学グリーンアカデミー講師。ウメ、リンゴ、柑橘類などの主要果樹はもとより、ブルーベリー、スターフルーツなど小果樹や熱帯果樹にいたるまで、果樹全般にわたり栽培研究の指導を行う。

そだレポ(栽培レポート)

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