シペラス
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シペラスの基本情報

学名:Cyperus
和名:カヤツリグサ(蚊帳吊草)
その他の名前:キペルス、パピルス(カミガヤツリ)

科名 / 属名:カヤツリグサ科 / カヤツリグサ属(シペラス属)

シペラス
パピルス(カミガヤツリ)
シペラス
シュロガヤツリ
シペラス
シペラス・イソクラドゥス

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シペラスとは

特徴

シペラス属(Cyperus)は、世界の熱帯から温帯に600種が見られ、日本にもカヤツリグサ(C. microiria)など28種が自生しています。
観葉植物としてよく栽培されているのは、「パピルス」とも呼ばれるカミガヤツリ(C. papyrus)で、茎の髄を利用した世界最古の紙の原料として有名です。エジプトから熱帯アフリカに自生しています。三角形をした茎が1~2mの高さに立ち上がり、先端に線状の花軸を放射状に100~200本伸ばした花穂をつけます。‘モットム’(C. papyrus‘Mottom’)はその矮性品種です。シペラス・アルボストリアツス(C. albostriatus)は南アフリカ原産で、高さ20~60cmの茎の先端に葉のような形の苞をつけます。その品種に、苞に白い線状の斑が入る‘バリエガツス’(C. albostriatus‘Variegatus’)もあります。シュロガヤツリ(C. alternifolius)はマダガスカル島原産で、高さ50~90cmの茎の先端に葉状の苞をつけます。

基本データ

園芸分類 観葉植物,水生植物
形態 多年草 原産地 世界の熱帯から温帯
草丈/樹高 30~200cm 栽培難易度(1~5)
耐寒性 普通 耐暑性 強い
特性・用途 常緑性,初心者でも育てやすい
植物図鑑の見方
園芸・ガーデニング作業の基本

種類(原種、品種、仲間)

  • カミガヤツリ‘モットム’

    Cyperus papyrus ‘Mottom’
    矮性品種。
  • シペラス・アルボストリアツス

    Cyperus albostriatus
    草丈20〜60cm、茎の先端に葉のような形の苞をつける。
  • シペラス・アルボストリアツス‘バリエガツス’

    Cyperus albostriatus ‘Variegatus’
    苞に白い線状の斑が入る。
  • シュロガヤツリ

    Cyperus alternifolius
    高さ50〜90cmの茎の先端に葉状の苞をつける。

育て方・栽培方法

シペラスの栽培カレンダー

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:尾崎 章(おざき・あきら)
千葉県の植物園、南房パラダイスでの20年の勤務を経て独立。現在は熱帯植物の専門ナーセリー、エクゾティックプランツを営む。熱帯・亜熱帯原産の植物を収集し、3000種以上を扱っている。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

さらに詳しく知りたい方におすすめの本

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シペラスのそだレポ(栽培レポート)

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