イオノプシジウム(イオノプシディウム)
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イオノプシジウム(イオノプシディウム)の基本情報

学名:Ionopsidium acauleCochlearia acaulis
和名:ヒメムラサキハナナ
その他の名前:バイオレット・クレス(Violet cress),イオノプシジューム

科名 / 属名:アブラナ科 / イオノプシジウム属

イオノプシジウム(イオノプシディウム)
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イオノプシジウム(イオノプシディウム)

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イオノプシジウム(イオノプシディウム)とは

特徴

イオノプシジウムは、こんもりと茂った葉の間から、薄紫色のやさしい花を次々と咲かせます。花期が長く、コンパクトな草姿の育てやすい花で、花壇の縁取りやコンテナの寄せ植えなどに利用されます。花径は1cmくらい、4弁花で、少し青臭いような芳香があります。離弁花ですが合弁花のように見える花です。
イオノプシジウム属は地中海沿岸地域に5種があり、栽培されるのは主にアコーレ種(和名はヒメムラサキハナナ)です。アブラナ科の植物は、一般に花が穂や房になって咲きますが、本種は1輪ずつ、葉のつけ根から長い花梗を伸ばして咲きます。ちょうどビオラやパンジーと同様の咲き方で、野に咲く可憐なスミレのような風情が感じられます。
一年草で、タネまき後1か月くらいから咲き始めます。花を咲かせながら株が大きく育ち、株張りは20cmくらいになります。開花期間の長い植物ですが、タネが多く実ると株が老化して生育は衰えてきます。
今のところ品種はありません。原種がそのまま利用されています。

基本データ

園芸分類 草花
形態 一年草 原産地 ポルトガル
草丈/樹高 5~10cm 開花期 3月中旬~6月中旬(流通は11月~4月)
花色 淡紫 栽培難易度(1~5)
耐寒性 強い(-5℃くらいまで) 耐暑性 弱い(夏は枯死)
特性・用途 花壇,鉢,グラウンドカバーにできる,開花期が長い,初心者でも育てやすい
植物図鑑の見方
園芸・ガーデニング作業の基本

育て方・栽培方法

イオノプシジウム(イオノプシディウム)の栽培カレンダー

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:小黒 晃(おぐろ・あきら)
種苗会社ミヨシで、主に宿根草の導入、試作に携わっている。また、一般公開をしている宿根草ガーデンの管理を担当している。日本における、宿根草全般の栽培特性に造詣が深い。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

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