学名:Echinops
和名:ヒゴタイ、ルリタマアザミほか
科名 / 属名:キク科 / ヒゴタイ属(エキノプス属)
エキノプスは、手まりのような球状の花が、長く伸びた茎の先端に咲く、ユニークな草姿の植物です。属名のエキノプス(Echinops)は「ハリネズミに似る」という意味のギリシャ語に由来します。特に蕾はクリのイガのような形です。
球状の花は多数の小花の集まりです。球の上のほうから順に咲き、花が散ったあとも球状の形が長く残ります。枝分かれした茎の先にいくつも花がつくので、1株の中でさまざまな段階の花が混在し、動きや変化も感じられ、神秘さや愛嬌など多様な印象を受けます。葉はアザミに似て、とげがあります。花壇の中では冷感のあるさわやかな花色と力強い姿に存在感があります。切り花やドライフラワーとしても多く利用されています。
エキノプス属には120種ほどがあり、日本には九州にヒゴタイ(E. setifer)が自生しています。栽培されるのは主に欧州原産のリトロ種(E. ritro)で、ルリタマアザミと和名がつけられ、いくつかの園芸品種が育成されています。
園芸分類 | 草花 | ||
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形態 | 多年草 | 原産地 | 欧州~アジア |
草丈/樹高 | 60~150cm | 開花期 | 主に6月~8月(秋に咲くこともある) |
花色 | 青,紫,白 | 栽培難易度(1~5) | |
耐寒性 | 強い | 耐暑性 | 強い(多湿には弱い) |
特性・用途 | 半常緑性,ドライフラワー,耐寒性が強い,開花期が長い | ||
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