園芸分類 | 草花 | ||
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形態 | 多年草 | 原産地 | 欧州~アジア |
草丈/樹高 | 60~150cm | 開花期 | 主に6月~8月(秋に咲くこともある) |
花色 | 青,紫,白 | 栽培難易度(1~5) | |
耐寒性 | 強い | 耐暑性 | 強い(多湿には弱い) |
特性・用途 | 半常緑性,ドライフラワー,耐寒性が強い,開花期が長い | ||
耐寒性と耐暑性が強く、全国で栽培できます。直根性で、ゴボウのような太い根が地中深く伸びるので、根がしっかり張れるように深く耕せる場所が適します。高台や石組みの上など、少し盛り土したところもよく、砂利が混じった場所でもよく育ちます。
乾燥には強いのですが、多湿には弱く、日当たりと水はけがよいことが大切です。水はけが不十分だと高温多湿期や雨天が続いたときに根腐れしやすくなります。
太い根が地中深く伸びるので、庭植えではほとんど水やりの必要はありません。鉢植えでは、用土が乾いたらたっぷりと与えます。
やせ地でも育つ植物です。花つきや生育を促進させるには、秋と早春に肥料を施します。緩効性化成肥料を株のまわりにまき、鉢植えではさらに4月から5月に液体肥料や置き肥を施します。
石灰分を好むので、苦土石灰を植えつけ時に土に混ぜておくほか、毎年秋か早春に株のまわりに少量まいておくと生育がよくなります。
病気:うどんこ病
日当たりと風通しが悪いと、うどんこ病などが出ることがあります。
害虫:フキノメイガ
茎の地際部分にフキノメイガの幼虫が入ることがあります。見つけたら早めに防除します。
一般の草花用培養土に鹿沼土などを2~3割混ぜて、水はけをよくしておきます。山野草用培養土も利用できます。
植えつけ:適期は春と秋です。庭植えでは、根がよく張るように、土に軽石などと腐葉土を混ぜて深く耕します。株が大きく育つので、株間は30~40cmくらいあけて生育スペースを十分に確保します。鉢植えでは縦長の深鉢がよく、6号くらいのロング鉢が適します。多湿に弱いので、小さい苗はいきなり大鉢に植えず、生育にしたがって徐々に鉢を大きくしていくのが確実です。
植え替え:4~5年は植えっぱなしにできます。適期は早春か秋です。芽数がふえて混み合ったり、株が老化して生育が衰えたりするようなら株分けして植え直します。鉢植えも4~5年植えたままにできますが、3年くらいで植え替えたほうが理想的です。
株分け、根伏せ:早春か秋に行います。根伏せしたものは3年目くらいから開花します。
タネまき:タネは4月から5月、9月から10月にまきます。3年目くらいから開花します。品種によってはタネができにくいものもあります。
花がら摘み:花は長もちしますが、色があせてきたら順に切り取っていき、最後には茎の半分くらいまで切り戻します。
葉刈り:生育旺盛で葉が茂りすぎる場合に行います。茎が伸びる5月から6月に、葉が混んでいるところや重なっているところなどを、下葉から切り取ります。茎の上のほうの葉は残しておきます。すっきりと見栄えがよくなり、株元の日当たりと風通しもよくなり、新芽の生育も促進されて、秋にも再び開花するようになります。品種によって性質の強弱や生育スピードが異なるので、様子を見ながら行います。
茎の切り取り:晩秋から冬には、地際近くで茎を切ります。
エキノプスは、手まりのような球状の花が、長く伸びた茎の先端に咲く、ユニークな草姿の植物です。属名のエキノプス(Echinops)は「ハリネズミに似る」という意味のギリシャ語に由来します。特に蕾はクリのイガのような形です。
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