エゴポディウム
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エゴポディウムの基本情報

学名:Aegopodium podagraria
和名:イワミツバ(岩三葉)
その他の名前:グラウンドエルダー、アエゴポディウム

科名 / 属名:セリ科 / イワミツバ属(エゴポディウム属)

エゴポディウム
エゴポディウム
エゴポディウム

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エゴポディウムとは

特徴

エゴポディウムは、葉色の印象が明るくさわやかで、日陰のグラウンドカバーや樹木類の株元の植え込み、コンテナの寄せ植えなど、カラーリーフプランツとして利用されます。
エゴポディウム属(Aegopodium)には5種ほどがありますが、利用されているのはこのうちのエゴポディウム・ポダグラリア(A. podagraria)の斑入り葉品種です。野生種は緑葉でヨーロッパ原産、北米などにも帰化しています。今のところ、斑入り葉以外の品種はありませんが、斑の部分が黄色のものも選抜されています。
葉の形はシンプルですが、ほかの草花の引き立て役として重宝し、6月ごろにはセリに似た白い花を咲かせます。1つの葉は7小葉からなり、大きく育つと長さ、幅ともに20cmくらい、葉柄は30cmにもなります。斑の部分は広く、不規則な形に入りますが、斑入りの性質は安定していて、緑葉に戻ることはまずありません。生育は旺盛で、地下茎を伸ばして広がり、地面が見えなくなるほど葉が密に茂り、ほとんど放任でもよいくらい手がかかりません。冬は地上部が枯れて休眠します。

基本データ

園芸分類 草花
形態 多年草 原産地 ヨーロッパ
草丈/樹高 30~80cm 開花期 6月
観賞期 4月~10月(葉) 栽培難易度(1~5)
耐寒性 強い 耐暑性 普通
特性・用途 落葉性,初心者でも育てやすい,グラウンドカバーにできる,カラーリーフ,耐寒性が強い
植物図鑑の見方
園芸・ガーデニング作業の基本

種類(原種、品種、仲間)

  • ‘バリエガツム’

    Aegopodium podagraria ‘Variegatum’
    淡黄白色の斑が入る葉にソフト感があり、日陰を明るく彩る。

育て方・栽培方法

エゴポディウムの栽培カレンダー

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:小黒 晃(おぐろ・あきら)
種苗会社ミヨシで、主に宿根草の導入、試作に携わっている。また、一般公開をしている宿根草ガーデンの管理を担当している。日本における、宿根草全般の栽培特性に造詣が深い。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

エゴポディウムのそだレポ(栽培レポート)

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