エリゲロンの基本情報
学名:Erigeron
和名:ペラペラヨメナ、アズマギクなど
その他の名前:ゲンペイコギク(源平小菊)など
科名 / 属名:キク科 / ムカシヨモギ属(エリゲロン属)
エリゲロン・カルビンスキアヌス‘プロフュージョン’
エリゲロン・オウレウス‘カナリー・バード’
エリゲロン・カルビンスキアヌス‘プロフュージョン’
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エリゲロンとは
特徴
エリゲロンは、ハルジオンやヒメジョオンの仲間で200種ほどがあります。主に北アメリカに自生し、日本では、高山植物のアズマギクなど数種があります。種類によって形態や性質は多種多様です。
ガーデニングで利用の多いのは、メキシコからパナマ原産のカルビンスキアヌス種(Erigeron karvinskianus)です。花径2cmくらいの小ギクのような花が長期間咲き続け、栽培も容易です。この種にはペラペラヨメナという和名があり、帰化植物となって野生化していることもあります。‘プロフュージョン’(‘Profusion’)などいくつかの園芸品種があります。
茎が直立する高性タイプでは、北米のスペシオサス種(E. speciosus)など数種の交配により、‘ロサ・ジュエル’(‘Rosa Juwel’)など多数の園芸品種が育成され、ボーダー花壇などで宿根アスターと同様に利用されます。これら高性タイプはアスター属(Aster)のユウゼンギクによく似ていて、大輪多花性で初夏に咲くものが多く、花弁は細長く、デージーのような花形となります。
*「基本データ」の栽培難易度は、カルビンスキアヌス種の場合です。
基本データ
|
園芸分類 |
草花 |
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形態 |
多年草,一年草 |
原産地 |
北アメリカに多い |
|
草丈/樹高 |
5~100cm |
開花期 |
種類によりさまざま(初夏が多い) |
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花色 |
白,ピンク,青,黄,オレンジ,紫 |
栽培難易度(1~5) |
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耐寒性 |
強いものが多い |
耐暑性 |
強いものが多い |
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特性・用途 |
常緑性,花壇,鉢,切り花,ロックガーデン |
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植物図鑑の見方
種類(原種、品種、仲間)
-
エリゲロン・カルビンスキアヌス
Erigeron karvinskianus
-
アズマギク
Erigeron thunbergii
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エリゲロン・オウレウス‘カナリー・バード’
Erigeron aureus ‘Canary Bird’
-
エリゲロン・オーランチアカス
Erigeron aurantiacus
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エリゲロン‘ロサ・ジュエル’
Erigeron ‘Rosa Juwel’
育て方・栽培方法
「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑
執筆:小黒 晃(おぐろ・あきら)
種苗会社ミヨシで、主に宿根草の導入、試作に携わっている。また、一般公開をしている宿根草ガーデンの管理を担当している。日本における、宿根草全般の栽培特性に造詣が深い。
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