シラサギカヤツリ
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シラサギカヤツリの基本情報

学名:Rhynchospora colorataDichromena colorata
和名:シラサギスゲ、鷺の舞
その他の名前:シューティング・スターなど

科名 / 属名:カヤツリグサ科 / リンコスポラ属(ディクロメナ属)、ミカヅキグサ属、イヌノハナヒゲ属

シラサギカヤツリ
緑葉種
シラサギカヤツリ
緑葉種
シラサギカヤツリ
斑入り種

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シラサギカヤツリとは

特徴

シラサギカヤツリは、白い鷺が飛んでいるような優雅な花を咲かせます。茎葉は繊細で、風に揺れて咲く様子は風情があり、涼しさも感じられます。白く色づいている細長い三角形のものは苞(ほう)で、実際の花は小さく、それほど目立ちません。苞は5~7枚、長さ5~10cmで大小があり、中心から半分くらいまでが白くなって、これが花のように見えます。常緑性の多年草で、春から秋遅くまでの生育中に途切れることなく次々と花が立ってきます。
丈夫で栽培しやすく、寄せ植えなどでほかの草花と組み合わせて利用できます。また、水辺でも育つことから、池や湿地、水盤の寄せ植えなど、幅広い用途に使われます。繁殖力も旺盛で、株元の分けつと地下茎の両方でふえていき、小さな苗でもひと夏の間にかなりの大株に育ちます。「シューティング・スター」など、いろいろな流通名がつけられています。

基本データ

園芸分類 草花
形態 多年草 原産地 北アメリカ南東部
草丈/樹高 30~60cm 開花期 5月~10月
花色 白(苞の色) 栽培難易度(1~5)
耐寒性 弱い 耐暑性 強い
特性・用途 常緑性,初心者でも育てやすい,開花期が長い,水辺でも育つ
植物図鑑の見方
園芸・ガーデニング作業の基本

種類(原種、品種、仲間)

  • 緑葉種

    古くから栽培されている一般的なもの。
  • 斑入り葉種

    葉の縁が白く、より繊細でさわやかな印象がある。性質は緑葉種と同様、強健で栽培しやすい。

育て方・栽培方法

シラサギカヤツリの栽培カレンダー

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:小黒 晃(おぐろ・あきら)
種苗会社ミヨシで、主に宿根草の導入、試作に携わっている。また、一般公開をしている宿根草ガーデンの管理を担当している。日本における、宿根草全般の栽培特性に造詣が深い。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

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