シロタエギク
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シロタエギクの育て方・栽培方法

シロタエギク
‘ダイアモンド・ダスト’
シロタエギク
‘シルバー・ダスト’
シロタエギク
‘シルバー・ダスト’

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栽培カレンダー

基本データ

園芸分類 草花
形態 多年草 原産地 地中海沿岸
草丈/樹高 10~60cm 栽培難易度(1~5)
耐寒性 強い 耐暑性 普通
特性・用途 初心者でも育てやすい,常緑性,耐寒性が強い,カラーリーフ

育て方のポイント

栽培環境・日当たり・置き場

日当たりがよく、水はけのよい場所が適しています。日照不足では葉が緑色になります。高温多湿時に株元が蒸れやすいので、風通しのよい場所で育てます。

水やり

乾かし気味に育てます。土がよく乾いたらたっぷり水やりします。

肥料

花ものと混植することが多いので、花ものに合わせて施肥してかまいません。単独で植える場合は、植えつけ時に元肥を、生育期に緩効性化成肥料を2か月に1回追肥します。

病気と害虫

害虫:アブラムシ
春から秋を通して、茎や葉に体長3mmほどの虫が群生して、生育を阻害します。まだ数が少ない早期に発見すれば、つぶして退治できますが、ふえてきたら登録のある殺虫剤で駆除します。風通しが悪いときやチッ素分が多すぎるときに発生しやすいので注意します。

用土(鉢植え)

水はけと通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。市販の草花用培養土か、赤玉土小粒6、腐葉土4の割合で配合したものを用いるとよいでしょう。

植えつけ、 植え替え

園芸店に出回っている時期であれば、いつでも植えつけが可能です。生育が旺盛なので、コンテナ栽培している場合は、根詰まりし始めたら、そのつど根鉢をくずして植え替えます。

ふやし方

春から初夏と秋にさし芽でふやすことができます。茎の先端を7~8cm切り、水はけのよい用土にさします。

主な作業

切り戻し(花茎切り):草丈がひょろひょろと長く伸びすぎたら、好みの位置で切り戻します。また、花が咲くと、草姿が乱れるうえ、株が弱るので、夏越ししにくくなります。そのため、蕾が見えたら早めに、その下の節で切り戻します。新芽ほど葉色が美しいので、こまめに切り戻しをしましょう。

特徴

シロタエギクは、キク科セネシオ属のセネシオ・シネラリア(Senecio cineraria)を指すのが一般的です。しかし、ときにはタナケツム属(Tanacetum)の一種(通称シルバーレース)やケンタウレア属のセントーレア・ギムノカルパ(C...

種類(原種、園芸品種)

‘シルバー・ダスト’

‘シルバー・ダスト’


Senecio cineraria ‘Silver Dust’
基部の葉は円みを帯び、上部の葉は切れ込む。節間がやや詰まり、矮性。
‘ダイアモンド・ダスト’

‘ダイアモンド・ダスト’


Senecio cineraria ‘Diamond Dust’
葉が大きく、切れ込みはやや浅い。‘ダイアモンド’という名前でも流通する。
セネシオ‘エンジェルウイングス’

セネシオ‘エンジェルウイングス’

スエードのような質感の大きな銀白色の葉が印象的。シルバーリーフとして、寄せ植えなどで利用されることが多い。

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:島田有紀子(しまだ・ゆきこ)
広島市植物公園に勤務。ベゴニアやペラルゴニウムの仲間などを担当し、保有する豊富な野生種をもとに、耐暑性、耐寒性のあるベゴニアの育種に取り組む。それにとどまらず、幅広い植物に精通している。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

シロタエギクのそだレポ(栽培レポート)

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