園芸分類 | 草花 | ||
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形態 | 多年草,一年草,二年草 | 原産地 | ユーラシア、南アフリカ |
草丈/樹高 | 10~100cm | 開花期 | 4月~6月と9月中旬~10月ごろが多い |
花色 | 青,紫,白,ピンク,黄,赤 | 栽培難易度(1~5) | |
耐寒性 | 強い(半耐寒性のものもある) | 耐暑性 | 弱~強(種類によりさまざま) |
特性・用途 | 半常緑,開花期が長い,耐寒性が強い | ||
日当たりと水はけのよいことが大切で、多くのものは比較的冷涼な気候を好みます。高温多湿では株が弱り、枯れやすくなるため、多年生のものでも多くは一・二年草として栽培されます。耐寒性は強く、よほどのことがないかぎり防寒の必要はありません。ただし、南アフリカ原産のS・アフリカーナやS・インシサは半耐寒性で、-5℃以下では枯れます。
根が張るとかなりの乾燥に耐えられます。多湿に注意し、鉢では用土が乾いたらたっぷり水やりします。
植えつけ時に腐葉土などを混ぜておけば、それほどは必要ありません。秋と春、気温の低いときに、緩効性の肥料を少量施しておくとよいでしょう。
病気:灰色かび病
多湿や風通しが悪いと葉にカビが生える灰色かび病が発生しやすくなります。
市販の草花用培養土が利用できますが、これに鹿沼土や山砂などを3割くらい混ぜて水はけをよくしておくと、株が長もちします。宿根性のものを何年も栽培するには、山野草向けの用土を使います。
S・アトロプルプレアやS・コーカシカなどの高性種は、株間を30cmくらいあけて植えつけます。コンテナの寄せ植えでは小さく仕立てることもできるので、短期間であれば詰めて植えてもかまいません。
主にタネでふやしますが、さし芽もできます。
タネまき:発芽適温は15~20℃ぐらい。発芽まで7~10日くらいかかります。水をはじきやすいタネなので、砂などで少しもんでからまくと発芽がよくなります。また、タネの寿命は短く、古くなるほど発芽率が低下するので注意します。
さし芽:花芽になっていない若い芽をさします。さし芽による繁殖は古株の更新にもなります。
花がら切りのほか、S・アトロプルプレアの高性種では、必要に応じて支柱を立てます。
スカビオサの和名はマツムシソウ(松虫草)。高原のお花畑を彩るさわやかな花で、昆虫のマツムシが鳴くころに咲くのでこの名がつけられています。ユニークな花形とソフトな色合いが魅力で、風に揺れて群れ咲く様子には、自然な風情が感じられます。古くから俳...
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