ダイコンドラ(ディコンドラ)
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ダイコンドラ(ディコンドラ)の基本情報

学名:Dichondra
和名:アオイゴケ(ダイコンドラ・ミクランサ)

科名 / 属名:ヒルガオ科 / ダイコンドラ属(アオイゴケ属)

ダイコンドラ(ディコンドラ)
‘シルバー・フォールズ’
ダイコンドラ(ディコンドラ)
‘シルバー・フォールズ’
ダイコンドラ(ディコンドラ)
‘エメラルド・フォールズ’

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ダイコンドラ(ディコンドラ)とは

特徴

ダイコンドラは、這うように伸びる長い茎に葉が密につき、グラウンドカバーやハンギングの寄せ植えのアクセントとして最適です。ただし、葉柄が長くて踏圧には強くないので、植える場所には配慮します。冬に葉が傷みますが、株が枯れることはなく、毎年春からまた見ごろを迎えます。花は3mm程度と小さく、葉のつけ根に咲いて葉に隠れるので、ほとんど目につきません。
流通している種は主に、緑葉のダイコンドラ・ミクランサ‘エメラルド・フォールズ’(Dichondra micrantha‘Emerald Falls’)と、銀白葉のダイコンドラ・アルゲンテア‘シルバー・フォールズ’(D. argentea‘Silver Falls’)です。ダイコンドラ・ミクランサは和名をアオイゴケといい、日本にも自生しています。
両種ともタネまたは苗で流通します。特に、緑葉タイプは造園用にタネが大袋に入って販売されることもあり、庭にタネをばらまいて育てることも容易です。銀葉タイプに比べて生育が早く、タネをまいて1か月後には地面を覆います。銀葉タイプは、葉の表面が細かい毛に覆われ、銀白色に輝き、たいへん美しいのですが、蒸れると黒くなるので、乾かし気味に育てるとよいでしょう。

基本データ

園芸分類 草花
形態 多年草 原産地 アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、東アジア
草丈/樹高 3~10cm、ほふく茎の長さは1m以上 栽培難易度(1~5)
耐寒性 普通 耐暑性 普通~強い
特性・用途 常緑性,カラーリーフ,初心者でも育てやすい,グラウンドカバーにできる
植物図鑑の見方
園芸・ガーデニング作業の基本

種類(原種、品種、仲間)

  • ダイコンドラ・ミクランサ‘エメラルド・フォールズ’

    Dichondra micrantha ‘Emerald Falls’
    緑葉。湿り気のある土壌を好み、水草として扱われることもある。
  • ダイコンドラ・アルゲンテア‘シルバー・フォールズ’

    Dichondra argentea ‘Silver Falls’
    銀白葉。日ざしに強く、よく日に当てて育てる。乾燥に強い反面、過湿になると葉が黒くなってとろけるので注意。

育て方・栽培方法

ダイコンドラ(ディコンドラ)の栽培カレンダー

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:島田有紀子(しまだ・ゆきこ)
広島市植物公園に勤務。ベゴニアやペラルゴニウムの仲間などを担当し、保有する豊富な野生種をもとに、耐暑性、耐寒性のあるベゴニアの育種に取り組む。それにとどまらず、幅広い植物に精通している。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

ダイコンドラ(ディコンドラ)のそだレポ(栽培レポート)

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