トリトマ
お気に入りに登録する

トリトマの基本情報

学名:Kniphofia
和名:シャグマユリ(赤熊百合)
その他の名前:クニフォフィア、トーチリリー

科名 / 属名:ツルボラン科(ワスレグサ科) / シャグマユリ属(クニフォフィア属)

トリトマ
オオトリトマ
トリトマ
ヒメトリトマ
トリトマ
オオトリトマ

クリックすると拡大します

トリトマとは

特徴

トリトマの名前で親しまれていますが、トリトマは旧属名で、現在ではクニフォフィア(シャグマユリ)属に分類されています。ボーダーガーデンの後方に植えるとアクセントになる常緑の宿根草で、何本も伸びる花茎の先にオレンジ色の花穂をつけた姿が雄大です。下向きに咲く筒状の花の色が咲き進むにつれて変化する姿を燃えるたいまつ(トーチ)に見立て、トーチリリーの英名があります。
野生種の多くは南アフリカの高地に自生しています。日本で多く栽培されているのはヒメトリトマ(Kniphofia rufa)で、花は蕾のときはオレンジ色で、開花すると黄色に変化します。

※科名:ユリ科で分類される場合もあります。

基本データ

園芸分類 草花
形態 多年草 原産地 南アフリカ
草丈/樹高 60~120cm 開花期 5月中旬~11月中旬
花色 黄,オレンジ 栽培難易度(1~5)
耐寒性 強い 耐暑性 強い
特性・用途 常緑性,耐寒性が強い,開花期が長い
植物図鑑の見方
園芸・ガーデニング作業の基本

種類(原種、品種、仲間)

  • オオトリトマ

    Kniphofia uvaria
    南アフリカ、ケープ地方原産の大型種で、多くの園芸品種を生んだ。肉厚でシャープな葉を株元から出し、その間から80〜120cmの花茎を伸ばす。開花期は6月から10月で、花穂の長さは15〜20cm。蕾のときは深紅色で咲き進むにつれて黄色になる。
  • ヒメトリトマ

    Kniphofia rufa
    南アフリカ、ナタール地方原産の小型種。オオトリトマよりも多く栽培されている。全体的に小柄で、葉が少なく、60〜80cmの花茎を伸ばす。開花期は5月から11月。蕾のときはオレンジ色で、開花すると黄色になる。多くの園芸品種がある。

育て方・栽培方法

トリトマの栽培カレンダー

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:島田有紀子(しまだ・ゆきこ)
広島市植物公園に勤務。ベゴニアやペラルゴニウムの仲間などを担当し、保有する豊富な野生種をもとに、耐暑性、耐寒性のあるベゴニアの育種に取り組む。それにとどまらず、幅広い植物に精通している。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

トリトマのそだレポ(栽培レポート)

写真を見る

この植物名が含まれる園芸日記過去1年間

関連するコミュニティ

  • 関連するコミュニティはありません

会員登録がお済みの方は

会員登録をすると、園芸日記、そだレポ、アルバム、コミュニティ、マイページなどのサービスを無料でご利用いただくことができます。

ピックアップ
定期購読
投稿募集中 from テキスト編集部
見て見て!お気に入りの花

見て見て!お気に入りの花
自慢の植物・庭の写真を募集中!

みんなのマルシェ

みんなのマルシェ
自慢の畑・野菜の写真を募集中!