カラー(畑地性)
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カラー(畑地性)の育て方・栽培方法

カラー(畑地性)
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栽培カレンダー

*関東地方以西基準

基本データ

園芸分類 草花,球根
形態 多年草 原産地 南アフリカ
草丈/樹高 15~100cm 開花期 6月~7月
花色 赤,オレンジ,黄,ピンク,白,紫など 栽培難易度(1~5)
耐寒性 普通 耐暑性 強い
特性・用途 落葉性

育て方のポイント

栽培環境・日当たり・置き場

日当たりと水はけがよく、温暖で夏は比較的乾燥する場所が適します。春の生育期はやや多湿でもよいのですが、開花後高温期の多湿は病気が出やすくなり、球根が腐る原因となります。これを防ぐには、水はけをよくして肥料分がさっと抜けるようにしておき(レイズドベッドや高うねにするのもよい方法)、マルチングなどで地温の上昇を防ぎます。
鉢植えは、夏の間は明るい日陰や半日陰へ移動させ、鉢内が高温にならないようにしておきます。秋以降休眠したら乾燥させて、凍らないところで冬越しさせます。
庭植えでは植えっぱなしにもできますが、地中まで凍結する心配のあるときは秋に掘り上げ、鉢に入れて乾燥貯蔵しておきます。

水やり

春の芽出しから開花中は、用土が乾いたらたっぷり水を与えます。新しい根が伸びて盛んに成長する時期なので水切れに注意します。しっかり成長させることがよい花を咲かせるポイントです。秋以降の休眠中は乾燥させます。

肥料

鉢植えは、5月から6月の成長期に週に1回、薄い液体肥料を施します。開花後の高温期には肥料分が残らないようにしておきます。
庭植えの場合は、肥料はほとんど不要です。

病気と害虫

病気:軟腐病
高温多湿の条件下で軟腐病が発生しがちです。球根が溶けるように腐り、土壌伝染するので注意します。予防策としては水はけをよくしておき、地湿が上がらないように管理します。

用土(鉢植え)

鉢植えの用土の一例として、赤玉土小粒、鹿沼土、ピートモス、パーライトの各等量混合用土などがあげられます。

植えつけ、 植え替え

鉢植えのものは毎年4月ごろ、新しい用土で植え替えをします。

ふやし方

分球:球根の分球でふやします。くびれた部分、簡単に折れる部位で分けます。無理に分けたり、切り口の面積が大きいと腐りやすいので注意します。

主な作業

花がら取り:花がらは、そのつど花茎を引っ張って抜き取ります。苞はしばらく枯れずに残りますが、退色して花茎が垂れてきたころが目安となります。

特徴

カラーの仲間は、南アフリカに6~8種類程度の原種があり、このうち湿地性のエチオピカを除いたほかの種類は、水はけのよい草地や岩場などに自生し、畑地性カラーと呼ばれます。生育には水分を必要としますが、過湿や滞水は好みません。黄花のキバナカイウ(...

種類(原種、園芸品種)

この植物の原種、園芸品種はまだ登録されていません。
植物図鑑の内容は随時、追加・更新をしていきます。

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:小黒 晃(おぐろ・あきら)
種苗会社ミヨシで、主に宿根草の導入、試作に携わっている。また、一般公開をしている宿根草ガーデンの管理を担当している。日本における、宿根草全般の栽培特性に造詣が深い。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

カラー(畑地性)のそだレポ(栽培レポート)

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