ハゲイトウ
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ハゲイトウの基本情報

学名:Amaranthus tricolor
和名:ハゲイトウ
その他の名前:葉鶏頭、雁来紅(がんらいこう)

科名 / 属名:ヒユ科 / ヒユ属(アマランサス属)

ハゲイトウ
‘アーリー・スプレンダー’
ハゲイトウ
ヤナギバケイトウ
ハゲイトウ
‘トリカラー・パーフェクタ’

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ハゲイトウとは

特徴

ハゲイトウは、秋花壇を彩る葉の強烈な色合いが魅力の一年草です。葉色は秋の深まりとともにいちだんと色が冴えてきます。変化に富んだ動きの感じられるダイナミックな草姿がひときわ目立ち、秋の風景を演出するには好適な材料です。名前は「葉が美しいケイトウ」の意味です。花は葉のつけ根に固まって咲き、葉に隠れてほとんど目につきません。花を観賞するケイトウ属Celosia)とは属が異なります。
ハゲイトウにはいくつかの品種があり、大別すると、葉が緋赤や黄の単色のものと、赤、橙色、黄の複色になるタイプがあります。赤系は芽生えのときから葉が赤紫色で、8月ごろから新葉が赤く色づきます。黄色や複色のタイプは、最初のうちは緑葉で、中間もあります。「パレード混合」「クオドリーカラー混合」など、葉色が異なる品種が混合されたタネが多く流通しています。
変種のヤナギバケイトウ(Amaranthus tricolor var. salicifolius)は、細長い葉でだいぶ印象が異なります。ハゲイトウの変種にヒユ(A. tricolor var. mangostanus、別名ヒユナ)があり、古くから食用に栽培されています。

基本データ

園芸分類 草花
形態 一年草 原産地 熱帯アジア
草丈/樹高 100cm 開花期 花は小さく目立たない
観賞期 8月下旬~11月(葉) 栽培難易度(1~5)
耐寒性 弱い 耐暑性 強い
特性・用途 花壇,鉢,観賞期間が長い
植物図鑑の見方
園芸・ガーデニング作業の基本

種類(原種、品種、仲間)

  • ‘アーリー・スプレンダー’

    Amaranthus tricolor ‘Early Splendor’
    葉は鮮やかな緋赤色で迫力がある。
  • ‘イエロー・スプレンダー’

    Amaranthus tricolor ‘Yellow Splendor’
    葉は黄色で明るい雰囲気。赤系の品種と組み合わせると、お互いが引き立つ。
  • ‘トリカラー・パーフェクタ’

    Amaranthus tricolor ‘Tricolor Perfecta’
    秋に色づくと葉の赤、黄、緑のコントラストがはっきりする。色づくまでは緑色っぽい。
  • ‘イルミネーション’

    Amaranthus tricolor ‘Illumination’
    葉の赤や黄色が鮮明で、色の変化も楽しめる。
  • ‘カーニバル’

    Amaranthus tricolor ‘Carnival’
    葉は朱色から黄色のやわらかな色合いで深みが感じられる。
  • ‘ドワーフ・フォンテン’

    Amaranthus tricolor var. salicifolius ‘Dwarf Fountain’
    ヤナギバケイトウの矮性品種で、葉は赤く色づく。

育て方・栽培方法

ハゲイトウの栽培カレンダー

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:小黒 晃(おぐろ・あきら)
種苗会社ミヨシで、主に宿根草の導入、試作に携わっている。また、一般公開をしている宿根草ガーデンの管理を担当している。日本における、宿根草全般の栽培特性に造詣が深い。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

ハゲイトウのそだレポ(栽培レポート)

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