フウセントウワタ
お気に入りに登録する

フウセントウワタの基本情報

学名:Gomphocarpus fruticosus
和名:フウセントウワタ(風船唐綿)
その他の名前:フウセンダマノキ

科名 / 属名:ガガイモ科 / フウセントウワタ属

フウセントウワタ
フウセントウワタ
フウセントウワタ

クリックすると拡大します

フウセントウワタとは

特徴

フウセントウワタは、ハリセンボンのようなとげのある果実がユニークな観賞用のトウワタ(唐綿)です。とげといっても鋭いものではなく、柔らかい突起で、庭で楽しむほか、切り花やドライフラワーにも利用されています。切り花にするとすぐ葉がしおれるので、葉は取り、果実だけがついた茎を楽しみます。晩夏から果実がついた鉢植えが流通します。
葉腋から花柄を伸ばし、反り返った花弁をもつ乳白色の花が集まり、下向きに咲きます。紫色の副花冠には蜜がたまるので、アリが寄ってきます。果実が成熟すると縦に裂け、ワタというよりもむしろシルクのような冠毛のついたタネが飛散します。
茎に傷をつけると白い汁が出ます。この白い汁は茎の切り口をふさいで水が上がりにくくするので、さし木や切り花にする場合は洗い流します。また、この汁は毒性があり、目に入ると角膜炎を起こすことがあるので注意してください。
霜が降りない暖かい地域では冬越しも可能ですが、一般的には冬に枯れる春まき一年草として扱います。冬越しさせたい場合は、鉢植えにして、秋に切り戻しをして室内に取り込むとよいでしょう。

基本データ

園芸分類 草花
形態 一年草(本来は低木) 原産地 アフリカ南部
草丈/樹高 60~200cm 開花期 6月下旬~9月
観賞期 8月~10月(果実) 栽培難易度(1~5)
耐寒性 弱い 耐暑性 普通
特性・用途 ドライフラワー
植物図鑑の見方
園芸・ガーデニング作業の基本

育て方・栽培方法

フウセントウワタの栽培カレンダー

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:島田有紀子(しまだ・ゆきこ)
広島市植物公園に勤務。ベゴニアやペラルゴニウムの仲間などを担当し、保有する豊富な野生種をもとに、耐暑性、耐寒性のあるベゴニアの育種に取り組む。それにとどまらず、幅広い植物に精通している。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

フウセントウワタのそだレポ(栽培レポート)

写真を見る

この植物名が含まれる園芸日記過去1年間

関連するコミュニティ

  • 関連するコミュニティはありません

会員登録がお済みの方は

会員登録をすると、園芸日記、そだレポ、アルバム、コミュニティ、マイページなどのサービスを無料でご利用いただくことができます。

ピックアップ
新着日記写真
浜名湖花博
2024/04/25
なつが きた~
2024/04/25
ラナケリアなど
2024/04/25
旭山桜の実!
2024/04/25
ゲラニウム
2024/04/25
釣鐘草の開花
2024/04/25
定期購読
投稿募集中 from テキスト編集部
見て見て!お気に入りの花

見て見て!お気に入りの花
自慢の植物・庭の写真を募集中!

みんなのマルシェ

みんなのマルシェ
自慢の畑・野菜の写真を募集中!