フェスツカ・グラウカ
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フェスツカ・グラウカの基本情報

学名:Festuca glauca
その他の名前:フェスツカ、ブルーフェスク、ギンシンソウ、シルバーグラス、青ヒゲなど

科名 / 属名:イネ科 / ウシノケグサ属

フェスツカ・グラウカ
フェスツカ・グラウカ
フェスツカ・グラウカ
‘ゴールデン・トーピー’
フェスツカ・グラウカ

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フェスツカ・グラウカとは

特徴

フェスツカ・グラウカは、青みのある銀白色の細長い葉がこんもりと針山のように密生し、特異な色彩と姿で存在感があります。常緑性で、気温の下がる秋以降に本領を発揮し、冬花壇のアクセントにもよく、春の新芽は特に美しいものです。
本種のグラウカという名前は「灰白色」の意味ですが、葉の青白さの程度はさまざまで緑葉のものもあります。葉色だけでなく大型から小型、葉が直立するものから垂れるものまであります。品種や系統が多く、単にフェスツカという名前で流通することも多く、商品名で「シルバーグラス」あるいは「青ヒゲ」と呼ばれることもあります。
フェスツカ属には200~300種があり、変異や個体差などが多く、似たものも多いので分類がはっきりしていない部分もあります。日本の高山帯には、よく似たウシノケグサ(Festuca ovina)が自生します。これは北半球に広く分布する種類で、このなかの青白っぽいものにグラウカと名前がつけられることもあり、紛らわしいものです。

基本データ

園芸分類 グラス
形態 多年草 原産地 ヨーロッパ
草丈/樹高 20~50cm 開花期 6月~7月
観賞期 一年中(葉) 栽培難易度(1~5)
耐寒性 強い 耐暑性 やや弱い(蒸れに弱い)
特性・用途 常緑性
植物図鑑の見方
園芸・ガーデニング作業の基本

種類(原種、品種、仲間)

  • ‘エリジャ・ブルー’

    Festuca glauca ‘Elijah Blue’
    中型種。比較的ポピュラーな品種。
  • ‘ゴールデン・トーピー’

    Festuca glauca ‘Golden Toupee’
    小型種。明るい黄緑色の葉。
  • ‘ブルー・グロー’

    Festuca glauca ‘Blue Glow’
    大型種。

育て方・栽培方法

フェスツカ・グラウカの栽培カレンダー

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:小黒 晃(おぐろ・あきら)
種苗会社ミヨシで、主に宿根草の導入、試作に携わっている。また、一般公開をしている宿根草ガーデンの管理を担当している。日本における、宿根草全般の栽培特性に造詣が深い。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

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